質量分析装置(LCMS-8060)
・分析部分(質量分離部)は四重極型である。

・この装置のメソッドパッケージ(ソフト)を用いることで次の分析が可能
 @一次代謝物 ver.2
 細胞あるいは組織・体液から抽出されたアミノ酸・有機酸・ヌクレオシド類などを主な対象(97成分)として分析
 A細胞培養プロファイリング
 培養細胞や微生物育種における培地成分(アミノ酸、有機酸、ビタミン類など)95成分を対象として分析
 B脂質メディエーター
 生体試料中の炎症反応と深く関連しているプロスタグランジンやロイコトリエン類など脂質メディエーター158成分を分析
 Cリン脂質プロファイリング
 生体中の主要なリン脂質を対象として2つの分析メソッドを利用する事でリン脂質のプロファイリングを行う
 D短鎖脂肪酸
 腸内細菌によって産生される短鎖脂肪酸(酢酸、酪酸など)と中心代謝経路に関連した有機酸、合計22成分を分析

・分析の結果得られたMRMデータはTraverseMSで解析

 受託分析専用の装置です。
メーカー 島津製作所
形式・型番 LCMS-8060
設置場所 大型分析機器室-1
担当者 江上(内線3968)