ごあいさつ
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皮膚病態学 教授 鶴田 大輔
 この度、大阪市立大学大学院医学研究科皮膚病態学を主宰することになりました鶴田大輔です。当教室は2013年に開講50周年の節目を迎えました。現在までを当教室の創成期と位置づけるならば、今後50年を当教室の発展期と呼ぶにふさわしい医局にしたいと考えております。また、われわれの大学は都市に立地しておりますので都市型の医療を提供する責務があると思います。これらの目標に添って日々研鑽を積むことをモットーと致しております。
 私はこれまで自己免疫性水疱症(天疱瘡・類天疱瘡)および乾癬という疾患を臨床のライフワークとしてきました。そしてこれらの疾患メカニズムを解明して治療法を確立する研究を目標としてきました。これらの疾患を治療する上でこの10年の間に私の考え方を大きく変えてしまうことがありました。それは、自己免疫性水疱症での免疫グロブリン大量療法および乾癬での生物学的製剤の導入であります。これらの治療が導入されることにより、それまでの治療法が大きく変貌することを医師として目の当たりにしました。つまり、疾患メカニズムを解明することにより患者様も医師も大きく考え方が変わる場合があるということです。私が当教室を主宰するにあたり、目標とすることはこのような難治性の皮膚疾患を的確に治療できる施設、決定的な治療法がまだ存在しない疾患の治療法を開発することを見据えた研究を行える施設、そして地域住民が安心して受診でき、地域の医師が安心して紹介できる施設を形づくることにあると思っています。
 当教室はそれぞれの専門分野のエキスパートが集まった集団です。全員が一丸となることにより、あらゆる難治性皮膚疾患を治療できる大学病院を目指します。チームワークが売りです。