ごあいさつ
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皮膚病態学 教授 鶴田 大輔
 大阪市立大学大学院医学研究科皮膚病態学を主宰しております鶴田大輔と申します。私が教授職を拝命いたしまして、早6年が経過いたしました。その間に当教室のスタッフは大変若返りました。また、女性比率が極めて高くなりました。これはひとえに、6年間の入局者55名において女性の占める割合が85%であったことにあると思います。今後の課題の一つは、女性活躍の場のさらなる確保、並びに男性医師にとっても魅力ある医局の形成にあると考えます。
 皮膚科臨床、研究の進歩は著しいと思います。私が就任した頃には新規治療として乾癬のバイオ、自己免疫性水疱症の免疫グロブリン大量療法などがありましたが、就任後、なんと言ってもオプジーボを始めとする、メラノーマ、メルケル細胞癌などに対する免疫チェックポイント阻害剤の導入、アトピー性皮膚炎や化膿性汗腺炎などの炎症性疾患に対する新規バイオ製剤の開発、多数の新規ガイドラインの完成など枚挙に暇がございません。しかしながら、シンプルにかゆみを止める方法は未だ確立されていないこと、免疫チェックポイント阻害剤が万能ではないこと、アトピー性皮膚炎でのこれまでの治療と新規バイオ製剤の使い分けや併用などまだまだ解明しないといけない研究が多々ある現状であります。
 こんな中、我々は、基本に立ち返り、大学病院としての使命である「難治性疾患の治療・研究」に重点を置き、地域住民が安心して受診でき、また地域の医師が安心して紹介できる施設を形づくることを目標としております。 信頼できる医局を目指しております。ご支援の程、何卒よろしくお願い申し上げます。