大阪市立大学大学院医学研究科【神経内科学】
Dept. of Neurology, Osaka City University Graduate School of Medicine
〒545-8585 大阪市阿倍野区旭町1-4-3

診療内容

一般外来
神経内科疾患として、神経免疫疾患、変性疾患、遺伝性神経疾患、神経感染症、末梢神経疾患、筋疾患、筋無力症など幅広く中枢神経、末梢神経、筋を傷害する疾患を診療します。全身性疾患の部分症として神経症状を来たす内科疾患や、整形外科、脳外科、眼科、耳鼻科、精神科疾患など他科の疾患との鑑別も積極的に行います。
神経系だけを診る神経内科ではなく、患者様を総合的に診療する神経内科を心がけています。
特殊外来
疾患に特化した外来として脳卒中外来・物忘れ外来・パーキンソン外来・遺伝外来を開設しています。
平成27年4月より、パーキンソン外来を開設しました。MIBG、DATスキャンなどの最新画像診断、薬剤治療を行います。
脳卒中外来では、脳卒中のリスク管理、診断、発症後の二次予防を行います。脳ドックでみつかった異常所見の精査を行い、手術治療を考慮すべき疾患については脳外科と共同で診療します。
物忘れ外来では、認知症を来たす基礎疾患の鑑別、画像を用いた早期診断、開発中の治験薬を含めた内科治療を行います。
遺伝外来では、遺伝歴があり、通常の検査で診断がついていない神経疾患症例を対象に診療します。
臨床検査
認知機能の評価として、資格を持った心理士による心理検査を行っています。総合的な認知機能、前頭葉機能、記銘力、失語、失認、失行などさまざまな心理検査を定期的に行い、数値化された評価が可能です。
専門の医師による電気生理学検査も、充実しています。通常の伝導速度や針筋電図のほか、さまざまな誘発電位の測定など最先端の技術を取り入れて診断・鑑別の確立に役立てています。
画像診断としては、CT、MRI、SPECTによるルーチンの検査のほか、PETによるアミロイド・タウイメージングや脳磁図による機能解析など最先端の診断技術を導入しています。
生化学検査としては、認知症のバイオマーカーの開発に取り組んでおり、早期・発症前での診断の確立を目指しています。
医療連携
地域医療からの紹介・逆紹介を通じて医療連携を深めていきます。
脳卒中については、地域開業医の先生方とホットラインを設置し、血栓溶解療法や血管内治療術のような一刻を争う治療法が迅速に施行できるようなシステムを構築しています。
地域にて診断・治療に苦慮されている患者様に対しても、ご紹介いただければ大学病院としての設備を活用し、難病を含めた幅広い疾患の鑑別、最先端の診療を行います。
ご紹介いただいた患者様は、安定期に入ったところで地域の医療機関に逆紹介を進めていきます。
PIB-PET撮影・画像解析
症例検討会
神経心理検査
神経伝導検査・筋電図
生化学実験風景