大阪市立大学大学院医学研究科 脳神経外科学教室
研修体験記
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研修体験記:後期臨床研修(卒後3-6年)

Y.Nさん

 私は初期研修を終えた後、最初の3ヶ月を関連病院で過ごし、7月から翌年3月までの9ヶ月間、大学病院での後期研修をさせて頂きました。それまでの研修生活では出会ったことのない疾患、英語でのカンファレンス、長時間の手術、病棟業務の多さ難しさに、研修開始当初は全く力になることができませんでした。
 後期研修医は3人で協力し業務を行います。毎日早朝にカンファレンスがあり、症例のプレゼンテーション、病棟報告、病棟回診を行います。手術は毎日ありますので、一人か二人が手術の助手に入り、残った後期研修医が病棟業務を行います。夕方に講師の先生方にも集まって頂いて締めのカンファレンスを行い病棟業務は終了です。
後期研修医の一番大事な仕事、力が試されるのはここからの時間、早朝カンファレンスの準備です。手術に入った後期研修医は手術ビデオの編集を行います。いかに大事なポイントを押さえて、不要なシーンを省き、必要なシーンを強調して翌日のカンファレンスでプレゼンテーションができるかどうかです。術前の症例についても、病歴、身体所見、画像所見をまとめ術前のプレゼンテーションの準備をします。最後に病棟報告、回診もしっかり患者の状態を把握して行わなければいけません。またこれらを全て英語で伝えられるように準備します。このカンファレンスでのプレゼンテーションは後期研修医に与えて頂いている大事な仕事であり。カンファレンスが無事終了すると一日が無事終わったなぁと朝に感じていました。
 非常に未熟な私でしたので、大変でした。英語は苦手。知識もあまりに不十分。かつ自信のなさをそのまま表現してしまうプレゼンテーション。なんとか形になるのに随分時間を要したと思います。先輩方にご指導を頂きやり遂げることができました。
市中病院では経験できない、頭蓋底腫瘍、脊髄腫瘍、悪性腫瘍など貴重な経験を体から溢れ出るほど経験できます。私が、大阪市立大学脳神経外科教室に入局し最も良かったと感じたことは、多くの尊敬する先輩方に出会うことができたことです。自分の未熟さ、足りないことをはっきり自覚することができ、将来、こんな先輩方に少しでも近づいた自分になっていたいとモチベーションが高めることができました。今後も頑張りたいと思います。ありがとうございました。