大阪市立大学大学院医学研究科 脳神経外科学教室
研修体験記
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研修体験記:後期臨床研修(卒後3-6年)

Y.Uさん

 私は初期研修を終えて3年目から脳外科に入局しました。はじめは大学病院でスタートしました。大学での研修の良かった点は、カンファレンスが毎日あること、手術が多いことです。
 カンファレンスでのプレゼンをする機会が多く、また画像も提示するので、自分の担当症例については勉強せざるを得ない状況になり、また自分の担当以外の症例もたくさん見ることができました。
 たくさんの症例に触れる機会があることは、大学の長所だと思います。回診や締めで毎日病棟全体の把握をすることは大変でしたが、確認しながら診療を進めていけるので安心でした。
 手術は大方見ているだけが多いですが、時々、慢性硬膜下血腫やシャント術などある程度手が出せる手術もあり、取り合う相手もいないので、たくさんさせてもらいました。しかし腫瘍の手術は見ていても難しく、いきなり上級編という感じでした。
 もう数年してから、5〜6年目で見たほうが、今よりもっと面白い気がします。大学での研修で改善してほしい点は、特に不満はなかったので、あまり思いつきません。
 自分の中での反省点は、決まったやり方(いつも同じような疾患、手術)の中で動いていたので、あまり自分で考えるということをしていなかったということです。
 初期研修は大学でいいと思いますが、後期研修は早めに外の病院へ出たほうがいいような気がします。
 私の大学での後期研修は10ヶ月間でしたが、初期研修で4ヶ月間脳外科で過ごしていることも考えると、後期研修は半年くらいでもいいかもしれないと思いました。
 今は外の病院へ来て、自分のあまりの動けなさ(一人で決められない、一人で説明できない、一人で当直ができない)に悲しくなるばかりです。
 大学で自分が甘えていたのだなと痛感しています。