大阪市立大学大学院医学研究科 脳神経外科学教室
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後期臨床研修プログラム

はじめに

平成16年4月からの医療制度改革で初期臨床研修の必修化がなされてからは、脳神経外科に専修できる教育期間が短縮されました。しかも、専門医の取得後に、第一線の脳神経外科医として活躍するためには、高度の技術を修得し、専門分野をもつ脳神経外科医として成長していくことが重要になります。大阪市立大学脳神経外科では、これにあわせて脳神経外科全般にわたる知識と技術の取得から、専門分野強化にわたって一貫した教育プログラムを作成いたしました。日本脳神経外科学会認定の専門医受験資格は卒後臨床研修2年の後、学会認定の訓練指定施設において専門医のもとで4年間以上の訓練を受けたものと定められています。卒後臨床研修終了後、当科に入局して、早ければ卒後7年目の夏に脳神経外科専門医試験を受験できます。大学院に進学して、脳神経外科、神経科学に関する研究を行い、学位を取得することも勧めています。

後期研修プログラムの概略

イメージ写真原則的に卒後3年目は脳神経外科医の初期研修として、大阪市立大学大病院で術前および術後管理、基本手術手技の習得を行い、卒後4年目からは関連病院または大学病院にて臨床実地研修、顕微鏡手術手技の訓練を受けます。大学と関連病院を合わせて入局後2-3年間の研修を受けたのち、大学院での研究を希望される場合は卒後5-6年目に大阪市立大学大学院に入学し、学位取得を目指します。大学院4年間は原則として研究に専念出来るようにします。研究テーマは基礎・臨床分野の多岐にわったっており、出来るだけ希望に添うようにしております。脳神経外科専門医取得後は、大阪市立大学およびその関連病院にてさらに高度な臨床技術の習得を行い、希望する専門分野の訓練や各種の専門医取得を目指します。また、この時期には希望に応じて、基礎研究、臨床研究に限らず、国内・国外への留学を推進します。大阪市立大学脳神経外科では、原則として以上のように入局後の研修プログラムを作成していますが、入局者の希望により、対応していきます。例えば、大学院進学を希望せず、臨床に専念したい場合は、大阪市立大学およびその関連病院で臨床研修を積み、早ければ卒後7年目の夏に脳神経外科専門医試験を受験することになります。
大阪市立大学脳神経外科では関連病院と協力して、脳神経外科専門医教育を、一貫したプログラムのもとに行います。
このプログラムは、専門医前研修プログラムと高度専門分野研修プログラムの二期に区分します。

脳神経外科学 臨床研修課程の具体例

専門医前研修プログラム(卒後3年目から6年目)
専門医前研修プログラムでは、卒後臨床研修終了後、専門医を取得するまでの期間に、脳神経外科疾患一般の診療ができることを目指します(卒後3年目〜6年目)。基本的な知識・技術を習得できるように、脳血管障害や脳腫瘍、脊椎・脊髄疾患の年間手術件数の多い施設で研修を行います。それぞれの経験に不均衡が生じないようにトレーニングを行います。
卒後3年目:大学病院を中心に、脳神経外科診療に必要な基本的な知識、特に診断学と手術治療法を学びます。
卒後4−6年目:関連病院または大学病院で多くの症例を経験し、脳・神経疾患に対する手術手技や術前・術後管理について実践します。
卒後6年目以降:専門医前研修プログラムにおける最終目標として、再度、大学病院での研修を行います。この研修の後に専門医試験を受験します。
高度専門分野研修プログラム(卒後7年目の専門医取得後)
専門分野研修プログラムは、専門医取得後に、より高い専門性をもち、指導医として活躍できることを目的とします。このプログラムでは、大学及び関連病院が持つプログラムの中から、各自の希望により専門分野を選択して教育を受けることができます。現在、以下のような8つのプログラムがあります。
このコースは2〜4年間にわたり、大学・関連施設において実施します。

入局について