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HOME > あべの医っちゃんねる > トレンド情報(論文・研究) > 医療の質・安全管理学の博士課程3年稲田雄先生(大阪母子医療センター)と山口悦子病院教授は、小児患者およびその保護者の入院医療に関する経験を評価するChild Hospital Consumer Assessment of Healthcare Providers and Systems Survey (Child HCAHPS)の日本語版を作成し、その妥当性・信頼性を検討しました

トレンド情報(論文・研究)

医療の質・安全管理学の博士課程3年稲田雄先生(大阪母子医療センター)と山口悦子病院教授は、小児患者およびその保護者の入院医療に関する経験を評価するChild Hospital Consumer Assessment of Healthcare Providers and Systems Survey (Child HCAHPS)の日本語版を作成し、その妥当性・信頼性を検討しました

医療の質・安全管理学の博士課程3年稲田雄先生(大阪母子医療センター)と山口悦子病院教授は、小児患者およびその保護者の入院医療に関する経験を評価するChild Hospital Consumer Assessment of Healthcare Providers and Systems Survey (Child HCAHPS)の日本語版を作成し、その妥当性・信頼性を検討しました。HCAHPSは米国Agency for Healthcare Research and Qualityが開発した患者経験価値調査の一つで、世界中で使用されているものです。患者経験価値調査とは、患者満足度の進化系で、厚生労働省や第三者機関で使用が推奨され始めており、翻訳されている成人版は、既に多くの病院で使用されています。

今回、作成した日本版小児 HCAHPSは、日本の三次小児病院における患者・家族の経験を評価するのに適した心理学的特性を有していたものの,いくつかの項目や複合項目は,今後の多施設共同調査において,さらに検証する必要がありました。しかしながら、成人版と小児版が出そろったことで、総合病院においても患者が評価するクオリティインディケーターの一つとして患者経験価値を測定することができるようになりました。