医学科5/6年生合同 発熱患者シナリオ演習

2021年度より、実践的な感染診療を意識した演習を行った。

目的

  1. 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する 医療現場での実際の勤務に備える。
  2. 来年度以降も上記感染症の遷延が予想されるため、卒業後、現場ですぐに役立つスキル獲得を目指す。
  3. 2学年合同で行うため、6年生のリーダーシップに期待する。

演習内容

  1. 学生には、事前にMoodle上に掲載した資料(実際のCOVID19患者情報、当院で使用しているCOVID19対応マニュアル)を閲覧してきてもらい、演習当日に1グループ6-7人程度(5/6回生混合)で下記の内容に関してディスカッションを行う。
  2. 内容は、1)診察をどこで行うか2)感染予防として何を装着するか3)行うべき検査は何か、また感染予防の観点から注意すべきことは何か、の3点とした。
  3. 指導教員は各グループの討論の進み具合を確認し、適宜助言を行うようにした。
  4. 質問1つごとに、3グループ程度発表をしてもらい、全体での情報共有を行った。