修業実習発表会

 2021年11月25日、産業医学、細菌学、公衆衛生学の3教室合同で、修業実習の発表会を実施いたしました。2018年より、産業医学、細菌学、公衆衛生学合同で修業実習生の発表会を実施しております。2020年はCOVID-19のために開催できませんでしたが、感染が落ち着いてまいりましたので、2年ぶりに開催しました。教務委員長の首藤教授、学務課の白川様、6年生の学生も参加してくださいました。学生同士の質疑応答の中、首藤教授からの熱い指導、鋭い質問が光りました(写真上)。

 
首藤教授の質問に対して学生が回答している場面
 タイムリーな新型コロナワクチンの話題で、首藤教授も感動されていました。このレベルのディスカッションができるのだと、学生たちの実力を垣間見るひと時でした。彼らの将来が楽しみです。

  
 
発表風景および集合写真

 司会は、各教室から、博士課程もしくは病院講師の先生に担当してもらいました。学生同士での活発な質疑応答が交わされました。終了後、福島教授、林教授にそれぞれ、熱いメッセージをいただきました。最後に全員で集合写真を撮り、無事終了いたしました。学生ならびに教員の皆様、ご協力ありがとうございました。

 *発表や写真撮影に際しては適切な感染対策のものとで実施いたしました。

発表内容

細菌学 座長 薩仁 朝格吐(博士課程1年)
 演題@ 「非結核性抗酸菌症に有効な治療薬探索」
  演者 海堀 将貴、小路 友啓

 演題A 「Candida属の代謝に影響を与える深海性放線菌由来物質の探索
       〜深海性放線菌由来物質2016D_F06が
              Candida aurisの病原性に与える影響」
  演者 上阪 友斗、西 隆之介

 演題B 「コリスチン耐性アシネトバクターのゲノム解析」
  演者 杉本 喜恵、鶴身 知史、矢野 勇輝

 演題C 「緑膿菌のクオラムセンシング制御因子
                 RhlRの局在性の検討と変異導入」
  演者 宇都宮 佑太、日置 賢吾


公衆衛生学 座長 迎 恵美子(博士課程3年)
 演題D 「大阪府における新型コロナウイルスワクチンの
        有効性と安全性に関する前向きコホート研究
                   〜副反応と抗体価の関連〜」
  演者 上原 晃征、高井 真子

 演題E 「新型コロナウイルスワクチンの安全性に関する疫学調査」
  演者 秋山 開、木村 茉由

 演題F 「新型コロナウイルスワクチンの
           ブースター接種に関する世界各国の動向調査」
  演者 阿部 拓矢、坂口 貴美


産業医学 座長 柴田 幹子(病院講師)
 演題G 「経口ブドウ糖負荷試験後半におけるインスリン反応と
                      2型糖尿病発症の関係」
  演者 志摩 知菜津、藤田 亜衣利

 演題H 「大腿部の筋肉とインスリン抵抗性との関連について
                          :鳳スタディ」
  演者 江川 昇吾、杉本 泰崇

 演題I 「肥満と持続蛋白尿発症の関係」
  演者 岡崎 真也、仁司 知希

リーフレット

 事前に配布したリーフレットはこちらから