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RI実験施設
- Radioisotope Center

基本情報

学域名 分子生体医学講座 RI実験施設
(英語表記)Radioisotope Center
代表者 顔写真
施設長

三木 幸雄
- Yukio Miki
場所 学舎 地下3階
連絡先 TEL:06-6645-3950
MAIL:radioiso@med.osaka-cu.ac.jp
ホームページ http://www.med.osaka-cu.ac.jp/Radioiso/index.htm link
概要  医学部放射性同位元素(RI)実験施設は、昭和59(1984)年に科学技術庁(当時)の許可を受けて学部内共同利用施設として開設され、初代施設長に小野山 靖人教授(兼任)が就任しました。平成7(1995)年より山田 龍作教授が施設長を兼任しました。平成10(1998)年に現在の医学部学舎が竣工し、地下3階に放射性同位元素(RI)実験施設(面積1230㎡)が設けられ、運営を開始しました。平成13(2001)年に大学院医学研究科と名称変更されました。平成14(2002)年より福島 昭治医学研究科長が施設長を兼任し、平成18(2006)年より塩見 進教授が施設長を兼任しました。平成29(2017)年より三木 幸雄教授が施設長(兼任)に着任し、現在に至っています。
 放射線同位元素(RI:ラジオアイソトープ)は、医学・生物学をはじめとする基礎研究の発展に貢献し、診断と治療をはじめとする臨床研究において応用されてきました。
RI実験施設はラジオアイソトープを用いた研究を行うための共同実験施設です。
 本施設は、原子力規制委員会の許可を受けた施設として、利用者へ法に基づいた教育訓練を行い、利用者が安全に取り扱うよう教育します。また、利用者の安全確保のために施設を維持管理しています。

教育方針

学部教育

  • 分子系実習遺伝子コース(2年)を担当し、医学研究に重要なDNAを用いた実験を指導し、実験の原理などを習得できるように教育を行います。
    また、修業実習(3年)、大学院生など、放射性同位元素を用いた実験を行う場合、利用者へ法に基づいた教育訓練を行い、利用者が安全に取り扱うよう教育します。

臨床教育(研修医の育成)

  • 該当はありません。

研究指導

  • 学生自身の興味や意思を尊重したテーマについて、学生が主体となって研究を行えるよう計画し、きめ細かな指導を心がけます。誠実に研究に取り組み、研究成果の責任の重要性を理解した研究者の育成を目指します。 医学研究に重要な分子生物学的研究を中心に、ES細胞の培養、遺伝子改変動物の作製と解析、染色体の異常の解析、放射線によるDNAの損傷と修復について、基礎技術から研究指導を行います。

研究について

概要

  • 放射性同位元素(RI)を用いて行う実験については、必要な放射線の量を少なくすること、遮蔽等を用いて被ばくを防護することなどに注意して行い、利用者の安全を第一に指導します。
    また、宇宙放射線に関する研究を行っていますので、国際宇宙ステーション(ISS)で保管した細胞サンプルなどを注意深く取扱い、細胞の宇宙放射線影響について適正に評価できるよう実験を行っています。
    さらに、宇宙放射線には、重粒子線などによる影響が強いと考えられ、これらの放射線については、他の施設(放射線医学総合研究所)との共同研究などを積極的に進めています。宇宙放射線の研究を中心に、医療分野での被ばくについても貢献したいと考えています。

教室を代表する業績

 RI実験施設の専任教員は1名であり、歴代の研究内容としては、蔭山 勝弘助教授(1984~2000年)はハイパーサーミアの細胞生物学的研究を、木村 政継准教授(2000年~2016年)はマラリアの分子生物学的研究に主に取り組んできました。 2017年より着任した吉田 佳世准教授は、DNA損傷と相同組換え、遺伝子改変マウスの作製と解析、宇宙放射線の影響解析等の分子生物学的研究を行ってきました。
 主な業績は次の通りです。


  • Kageyama K, Onoyama Y, Otani S, Kimura M, Matsui-Yuasa I, Nagao N, Miwa N. Promotive action of acylated ascorbate on cellular DNA synthesis and growth at low doses in contrast to inhibitory action at high doses or upon combination with hyperthermia. J Cancer Res Clin Oncol. 1996: 122(1): 41-4.
  • Yoshida K, Kondoh G, Matsuda Y, Habu T, Nishimune T, Morita T. The Mouse RecA-like Gene, Dmc1 is required for homologous chromosome pairing in meiotic. Mol. Cell 1998: 1: 707-718
  • Eckstein-Ludwig U1, Webb RJ, Van Goethem ID, East JM, Lee AG, Kimura M, O'Neill PM, Bray PG, Ward SA, Krishna S. Artemisinins target the SERCA of Plasmodium falciparum. Nature. 2003: 21: 424: 957-61.
  • Yoshida K, Morita T. Control of Radiosensitivity of F9 mouse teratocarcinoma cells by regulation of histone H2AX gene expression using a tetracycline turn-off system. Cancer Res. 2004: 64: 4131-4136
  • ayashi K, Yoshida K, Matsui Y. A histone H3 methyltransferase controls epigenetic events required for meiotic prophase. Nature 2005: 438: 374-378
  • Lee J, Kitajima T, Tanno Y, Yoshida K, Morita T, Miyano T, Miyake M, Watanabe Y.Unified mode of centromeric protein by shugoshin in mammalian oocyte and somatic cells. Nature Cell Biology 2008: 10: 42-52
  • Yoshida K, Hada M, Teramura T, Cucinotta FA, Morita T. Estimation of effects of space radiation using frozen mouse ES cells in ISS. J. Radiation Res. 2014: 55: S1:12-13
  • Kitada K, Kizu A, Teramura T, Takehara T, Hayashi M, Tachibana D, Wanibuchi H, Fukushima S, Koyama M, Yoshida K, Morita T. Gene-modified embryonic stem cell test to characterize chemical risks. Environ Sci Pollut Res. 2015: Nov: 22 (22): 12-13
  • Umeda T, Kimura T, Yoshida K, Takao K, Fujita Y, Matsuyama S, Sakai A, Yamashita M, Yamashita Y, Ohnishi K, Suzuki M, Takuma H, Miyakawa T, Takashima A, Morita T, Mori H, Tomiyama T. Mutation-induced loss of APP function causes GABAergic depletion in recessive familial Alzheimer's disease: analysis of Osaka mutation-knockin mice. Acta Neuropathol Commun. 2017: Jul 31: 5(1):59

主な研究内容

現在の主な研究テーマ

  • 宇宙環境におけるマウスES細胞に及ぼす宇宙放射線の影響に関する研究
概要   国際宇宙ステーションにおける長期有人宇宙滞在や、月面基地建設、有人火星探査等、人間が宇宙に長期滞在することが現実に近づいています。一方、宇宙空間は重粒子線等種々の宇宙放射線が錯綜し、これらに対するリスク評価や対策が急がれています。 宇宙環境におけるマウスES細胞に及ぼす宇宙放射線の影響を解析するために、2013年3月1日に、マウスES細胞を国際宇宙ステーションに打ち上げました。冷凍庫(MELFI)内で長期保管(14, 23, 38, 54か月)し、宇宙放射線に被曝したES細胞を回収しました。 現在、それらのES細胞について、染色体異常、リン酸化ヒストンH2AXのフォーカスを解析し、また、ES細胞を受精卵にマイクロインジェクションし、発生等を検討し、宇宙放射線の影響を解析しています。
(JAXA『きぼう』利用生命科学実験:Stem Cells「ES細胞を用いた宇宙環境が哺乳動物細胞に及ぼす影響の研究」COI:吉田 佳世)
  • HIMACを利用したマウスES細胞に及ぼす重粒子線の影響に関する研究
概要  宇宙放射線には、重粒子線などによる影響が強いと考えられています。宇宙実験に対する地上(対照)実験として、放射線医学総合研究所 重粒子加速器『HIMAC』を用いて、ES細胞へ重粒子線(Fe, C, Ne, Si等)を照射し、種々の重粒子線の影響を解析しています。
(HIMAC共同利用研究:「DNA修復遺伝子の変異による哺乳細胞への重粒子線の影響の解析」研究分担者:吉田 佳世)

スタッフ

施設長 (兼任教授) 三木 幸雄
准教授 吉田 佳世

参考写真


汚染検査室

X線照射装置

microPET

講座一覧

あべの医っちゃんねる