• Sitemap
  • Link
  • Contact
  • Access
  • Access
  • Access
一般の方 本学関係者の方

先端予防医療学
- Premier Preventive Medicine

基本情報

学域名 病態診断・生体機能管理医学講座  先端予防医療学
(英語表記)Premier Preventive Medicine
代表者 顔写真
教授

渡邉 俊雄
- Toshio watanabe
場所 学舎 12階
連絡先 TEL:06-6645-3945
MAIL:watanabet@omu.ac.jp
ホームページ http://www.medcity21.jp/ link
概要  先端予防医療学教室は、その臨床部門である先端予防医療部と研究部門である先端予防医療研究センターを包含し、①先制的予防医療の実践、②未病データの蓄積と解析による新たな研究成果の創出、③国際競争を勝ち抜く研究者の人材育成を目的に設立されました。
 その臨床現場となる先端予防医療部附属クリニックMedCity21は平成26年4月14日に開所され、健診部門と総合的専門外来部門が併設されています。
健診部門では、公立大学法人として全国初の附属健診センターとして、がんや生活習慣病(脳卒中、心臓病、糖尿病、慢性腎臓疾患、脂肪肝等)の早期発見・早期治療の実践のみならず、未病段階での早期介入を目的に、人間ドックを主にした健診事業を展開します。
総合的専門外来部門では、健診受診者のフォローアップや、大学附属病院のサテライトとして各科の専門性の高い外来診療を行います。更に、研究部門である先端予防医療研究センターでは、健診事業から得られる健常・未病・有病状態の連続的かつ網羅的なデータを集積したバイオリポジトリを構築し、新たな研究成果を創出するとともに研究者の育成を行います。

教育方針

学部教育

  • 現在該当無し

臨床教育(研修医の育成)

  • 現在該当無し

研究指導

  • 研究を志す方は、大学院に進学して医学博士号の取得を目差していただくことが可能です。当教室には代謝内分泌学、腎臓病学、肝臓病学、呼吸器病学、臨床腫瘍学、婦人科・産科学、消化器病学、乳腺外科学の各専門医・指導医が集結しており、更にそれのみならず関連教室の先生方にもご協力いただいて、予防医学的研究を支援し、学会発表や論文執筆を指導いたします。

研究について

 受診者の同意のもと、健診データ、血液、尿、胃液、遺伝子などの生体試料や遺伝子情報などを蓄積するバイオリポジトリ(バイオバンク)を構築し、それを運営・管理・解析する先端予防医療研究センターを併設して、疾病の新たな発症予測因子や危険因子、予知因子等の情報を世界に発信していきます。このバイオリポジトリを用いた研究については、当教室のみならず、他教室からも広く参加して頂くことが可能です。

教室を代表する業績

  • 2015年3月から始まったバイオリポジトリ事業(多目的健診コホート含む)を用いた研究を順次準備・展開中です。下記ホームページにて、それらの業績をご紹介いたします。
    http://www.medcity21.jp/checkup/achievement.shtml link

主な研究内容

現在の主な研究テーマ

  • 生活習慣病コホート
概要 バイオリポジトリ事業による多目的健診コホートを用いて、糖尿病をはじめとした生活習慣の発症や進展に関する新規予知因子・予防因子等の発見を目的としたコホート内コホート研究を展開する。
  • 脂肪性肝障害コホート
概要 バイオリポジトリ事業による多目的健診コホート内で、非侵襲的かつ定量的に肝臓の硬化度と脂肪蓄積量を繰り返し測定することができるFibroScan を用いて、肝臓の脂肪化や線維化の病態解明を目的としたコホート内コホート研究を展開する。
  • COPDコホート
概要 バイオリポジトリ事業による多目的健診コホート内で、COPDの病態解明と新たな関連因子の発見を目的としたコホート内コホート研究を展開する。
  • がんコホート
概要 バイオリポジトリ事業による多目的健診コホート内で、胃・大腸がん、肝臓がん等の消化器がん、肺がん、子宮がんや乳がん等の女性特有癌の病態解明と新たな関連因子の発見を目的としたコホート内コホート研究を展開する。
  • ヘリコバクタピロリ感染性疾患コホート
概要 バイオリポジトリ事業による多目的健診コホート内で、ヘリコバクタピロリ菌感染の更なる病態解明と新たな関連因子の発見を目的としたコホート内コホート研究を展開する。
先端予防医療学教室では、医学の発展を目的とした学術的研究である臨床研究において、人間ドックや健診等をご利用いただいた皆様の検査データ等を、それぞれの同意の下、倫理的な指針に基いて活用させていただいております。下記ホームページにて、それらの臨床研究の内容をご紹介いたします。
http://www.medcity21.jp/clinic/clinicalresearch.shtml link

臨床への取り組み

人工多能性幹細胞(iPS細胞)による再生医療等、治療医学は益々進歩しますが、こういった高次治療医学と対峙するのが、疾患の発症を未然に防ぐ予防医学です。疾患による身体的・経済的負担を無くすには、究極的には疾患を発症・進展させないこと以外にはありません。早期に疾患を発見することは言うまでもなく、新たな疾患リスクや予測因子、介入方法を最新の技術と発想で探求し、未病の段階で疾患を食い止めることが求められています。先端予防医療部附属クリニックMedCity21では、各分野の専門医9名が専属スタッフとして常勤し、更に大学病院各診療部門から派遣された現役の各エキスパートが、健診業務や専門外来を行います。当健診事業の大きな特徴の一つが、各治療学の専門医による精度の高い健診の提供です。また、地域医療機関との連携により、定期健診の実施と健診後の経過観察・精査を分担して行い、長期継続的な健診データの共有により、体調変化や未病状態の早期発見と早期介入を協力して行える健康ネットワークの構築を目指します。更に、前出のバイオリポジトリから今後得られる新規知見等に関しても、MedCity21における健診にフィードバックし、その有用性を検証していくことが想定されています。
 ( → 病院の診療科http://www.hosp.med.osaka-cu.ac.jp/departments/59-sentanyobou.shtml link )

スタッフ

教授 渡邉 俊雄(MedCity21所長)
准教授 福本 真也(MedCity21副所長)、木村 達郎、打田 佐和子
講師 中野 朱美、灘谷 祐二
病院講師 元山 宏行、田内 幸枝
後期研究医 金森 厚志

参考写真

講座一覧

あべの医っちゃんねる