学域名 | 臓器器官病態内科学講座 消化器内科学 (英語表記)Gastroenterology |
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代表者 |
教授 藤原 靖弘
- Yasuhiro Fujiwara
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場所 | 学舎 10階 |
連絡先 |
TEL:06-6645-3811 MAIL:Shoukakinaika@med.osaka-cu.ac.jp |
ホームページ | https://www.omu.ac.jp/med/shokakinaika/ |
概要 |
1967年 診療科として第3内科が新設されました。 1968年 消化器を専門とする内科学第3講座が開設されました。 2000年 大阪市立大学大学院医学研究科消化器内科学、肝胆膵病態内科学の二講座となり相互に協力しながら研究を行っています。 消化器内科学講座では口から肛門までの消化管全般を対象としています。消化管は食べ物を取り入れ消化、吸収、排泄を行っており、生活の維持に重要な役割を果たす臓器です。 また消化管は直接外界と交通しており免疫システムが発達した臓器ですが近年では消化管内に生息する細菌がさまざまな疾患と関連していることが解明されてきています。 我々は消化管を舞台とした疾患の病態解明、新規治療法の開発に取り組んでいます。なかでも消化管粘膜防御機構の解明、胃食道逆流症や機能性消化管障害、炎症性腸疾患の病態解明、消化管癌の治療、早期消化管癌の内視鏡診断、治療の解析に取り組むことで人類の健康に寄与したいと考えています。 |
概要 | 上部消化管グループ研究チームでは主に食道・胃・十二指腸・小腸疾患に関する研究を行っています。臨床研究では、非ステロイド系抗炎症薬や低用量アスピリンによる薬剤起因性消化管傷害、自律神経系から見た機能性胃腸症の病態解明とその治療法の検討、胃食道逆流症の病態解明、特に睡眠障害との関連性や治療法の確立、ヘリコバクター・ピロリ除菌成功後の胃癌の発症因子、消化管細菌叢の構成解析と消化器疾患への関与についての検討などを行っています。基礎的研究では分子生物学的手法を駆使した動物実験および細胞培養実験を行い、胃食道逆流症の病態の解明と予防・治療法、機能性胃腸症における腸管グリア細胞の病態への関与、消化管粘膜防御機構に関する研究、非ステロイド系抗炎症薬・低用量アスピリンや抗がん剤による薬剤起因性消化管傷害の病態とその予防法、胃癌におけるプロスタ グランジン代謝機構とその意義、炎症ネットワークや炎症シグナルからみた種々の消化管疾患の病態の解明などを行っています。 |
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概要 | 炎症性腸疾患である潰瘍性大腸炎とクローン病は「難病の患者に対する医療等に関する法律」における指定難病であり、その病因、病態には遺伝的素因、環境因子、免疫異常などが関与していると考えられていますが、未解明な点が多くあります。当科では炎症性腸疾患における病因、病態を解明するべく免疫担当細胞の機能や、自然免疫応答について未熟形質細胞や小胞体ストレスに注目して基礎研究を行っています。また炎症性腸疾患の診断、評価においては様々なモダリティーを用いた検査法が開発されており、治療では生物学的製剤や免疫調節剤などが使用されるようになり大きな変化を遂げています。当科では大腸内視鏡だけでなく、カプセル内視鏡やバルーン内視鏡、MR enterographyなどを用いた炎症性腸疾患の診断能の研究や血清学的検討を用いた治療効果についての臨床研究を行っています。また難治性炎症性腸管障害に関する調査研究班における多施設共同研究にも多数参加しています。 |
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概要 | 当科では上部、下部消化管内視鏡検査だけではなく、胆道・膵臓疾患の診断や治療を含めた全内視鏡検査を行っています。特に大学病院ならではの市中病院では対応困難な専門領域として、診断では超音波内視鏡下穿刺吸引法を含む超音波内視鏡検査を行っておりこれを利用した治療も行っています。一方、これまでは診断が困難であった小腸疾患に関しても、カプセル内視鏡、バルーン内視鏡による診断・治療を行っています。 胆道癌、総胆管結石、膵癌などの胆膵系疾患については、内視鏡による診断や治療を行うと同時に、内視鏡検査後の膵炎発症における危険因子に関する研究やその予防法についての研究を行っています。また消化管の早期癌の最適な診断法についての研究や内視鏡治療成績、内視鏡治療による合併症予防などに関する研究を行っています。 |
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教授 | 藤原 靖弘 |
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准教授 | 平良 高一、永見 康明、田中 史生 |
講師 | 鎌田 紀子、細見 周平、大谷 恒史、福永 周生、灘谷 祐二、大南 雅揮 |
病院講師 | 丸山 紘嗣、西田 裕、東森 啓、沢田 明也、田上 光治郎、山村 匡史、中田 理恵子、垣谷 有紀 |