智・仁・勇の理念を持つ医師の育成を目指す
本学の精神は、智・仁・勇の三女神に象徴されます。
この三女神は、医学部キャンパスの入口にあるもので、智の象徴である書を持つ女神、仁の象徴である薬壺を持つ女神、勇の象徴である月桂樹を持つ女神です。
本学医学部・大学院医学研究科では、この智・仁・勇の精神を重んじ、医師として高度な医療知識と技術を習得し、それによって培われた行動力と強い精神力で困難に立ち向かい、人のもつ悩みや痛みを深く温かく受け入れる心をもつ医療人の養成を目指しています。
オンコロジーチーム養成プランのビジョンである『がんに立ち向かう全ての人のための活動』も、この精神に深く通じるところがあると考えています。
本学および附属病院科では、がんに関して世界的に注目される最先端の医療技術を持つ医師がおり、しばしば国内外の病院や学会で、その技術の普及を目的に講演活動や公開手術を行っています。
本学および附属病院では、がんの早期診断から治療、リハビリテーション、予後療養まで一貫した医療サービスの提供を目指し、すでに多くのがんについてそのプログラムを構築しています。
診断については、視診・触診は当然ながら、X線やCT・MRI・超音波などの画像診断、内視鏡検査の他、マーカー検査、PET、カプセル内視鏡などの最新の診断技術も積極的に取り入れています。
治療については、内視鏡治療、外科療法に加え、放射線療法、抗がん剤による化学療法など、多様な手法を組みあわせてより良い効果が得られるよう努力しています。
大阪市立大学医学部附属病院の目玉情報コーナー