研究と臨床

大阪公立大学ゲノム医療センター・ゲノム診療科の役割

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大阪公立大学ゲノム医療センター・ゲノム診療科の役割

  1. 遺伝子でさまざまな病気を診断する
  2. 診断がついたら色んな科へ紹介する
  3. 血のつながりのある家族に大切なことを教える
  4. 病院で働くみなさんに最新の情報を届ける
  5. 患者・家族を心理的に支える、自分で考えて決断する道しるべとなる
    (将来への不安、子どもへの罪悪感、等)
    遺伝カウンセラーを中心に時間をかけて傾聴し心の整理をする支援を行う

他科・他院とゲノム診療科・ゲノム医療センターとの連携の一例

・遺伝性腫瘍症候群に関する連携も含まれます

医療の分野では非常に重たい決断・選択をご本人や家族がしなければいけない場面が多々ある!!

例えば、
  • がんの再発時に新たな化学療法を受けるかどうか
  • 高齢、かつ、治る見込みのない病気の治療をどうするか
  • 妊娠中に胎児の病気や障がいの診断をうけるかどうか
  • 気管切開するかどうか、喉頭気管分離をするかどうか
  • 身内に影響を及ぼしかねない遺伝性疾患の診断を受けるかどうか
遺伝に関する情報が日毎に更新され複雑になり、かつ多岐にわたるため専門の主治医すら対応できなくなっている。
判断のための正確な情報がおろそかにされがち→ゲノム医療の役割は大きい

初診時のゲノム外来・遺伝カウンセリング業務の流れ

小児科領域のゲノム診療外来

受診を希望される方は紹介状を用意の上、大阪公立大学医学部附属病院地域医療連絡室を通してご予約ください。

大阪公立大学のゲノム診療が充実することによって

  • すべての診療科の役に立てることが目的
  • 地域医療・連携の充実 明確な診断をして地域にお返し
  • 研究面や教育面で大阪公立大学を底支え
(右)良いパスを出すゲノム医療担当医、(左)ゴールシュートをしやすい主治医(主役の主治医が患者さんに良い医療を提供できる) 

(右)良いパスを出すゲノム医療担当医
(左)ゴールシュートをしやすい主治医(主役の主治医が患者さんに良い医療を提供できる)