キャンパスの中庭に植えられたヒポクラテスの木、皆様に見守られ1年でこんなに大きくなりました。


2010年12月6日、大阪市立大学医学部中庭に1本のプラタナスが植樹されました。
それこそが通称「ヒポクラテスの木」です。
ギリシャのコス島の町にプラタナスの大樹があり、医学の父と呼ばれるヒポクラテス(紀元前460年〜375年)が
この木の下で弟子たちに医学を教えたことから「ヒポクラテスの木」と称されています。
本学のものは、この「ヒポクラテスの木」に由来するDNAを持った蒲原株系統(蒲原株4号)で、
1969年新潟の整形外科医蒲原先生(前日本医学史学会理事長)がコス島で球状果を採取され、
日本に持ち帰り播種し発芽させた中の一本です。
緒方洪庵の曾孫・緒方富雄博士宅に植えられたものが虎の門病院2代目院長沖中重雄先生に贈られました。
今回、本学にいただきました苗木は、現虎の門病院・山口病院長のご好意により本院の原充弘病院長が譲り受けたもので、
通称蒲原株4号の30で正式名称は蒲原株4号(緒方株B)(冲中株)の30号になります。
因みに本邦では100本余り生育していますが、これらは9つの系統株に分類され、全て同じDNAを持っています。
医学の木の成長を祈るとともに、医学を学ぶ学徒の成長を願って。

