HOME

HOME > 大学院プログラム > 大学院体験記

大学院体験記

医師としての成長を実感しています

 私は平成24年に大阪市立大学を卒業、平成26年に第2内科に入局し、卒後4年目より骨リウマチ内分泌グループとして大学院に進学致しました。現在3年目で、テリパラチドやデノスマブといった骨粗鬆症治療に関する臨床研究と、実際に当院外科で摘出頂いた患者様の副甲状腺腫瘍を用い、天然型ビタミンDによるPTH分泌抑制機構に関する基礎研究も行っています。
 当グループの強みは、歴代の院生(先輩方)で始まったプロトコールが常に色々な段階で走っており、テーマに恵まれていることと思います。また、希望すれば臨床研究と基礎研究のどちらにも携わることができ、病棟フリーとなり基礎研究に専念できる時期も得ることができます。院の早期から国際学会で発表するチャンスもあり、貴重な経験をさせて頂いております。
 大学院に進学するまでは想像もしておりませんでしたが、キーとなる文献の検索方法や論理の通った実験の組み方など、研究を通して学んだことが日常臨床で役立つことも多く、意外にも医師としての成長を実感しています。早い段階でアカデミックな世界に触れることは、長い医師人生の中で非常に有意義と思いますので、研究に少しでも興味がある方は是非大学院進学を考えて頂けたらと思います。骨リウマチ内分泌グループで一緒に働けることを楽しみにしております。
平成26年4月 D.M.

良い事も悪い事も楽しい事も苦しい事もあった

 私は現在、主に腎臓内科医として病棟業務を行いながら、イヌリンクリアランス、パラアミノ馬尿酸クリアランスを用いた腎血行動態の臨床研究と、CPP(calciprotein particle)を使用した基礎研究を行っております。
 小難しい話はこれぐらいにしましてー、実際大学院生になって4年間経過して感じる事としては、良い事も悪い事も楽しい事も苦しい事もあったなーという感じです(笑)
 でもやっぱり尊敬できる先輩や後輩と、色々学び、色々遊んで、良い4年間であったと思います。あっ今現在当大学の大学院進学を悩んでいる先生方に朗報です。
 今当大学院の大学院生になりますと、大学院生3年生の先生がお気に入りの後輩を連れて高級焼肉に行く会の会員になれますよ。
 楽しみにお待ちしております。
平成25年4月 H.U.

朝から晩まで実験に没頭した毎日

 私は糖尿病診療に携わっておりましたが、様々な研究会や学会の折に基礎実験の話を聞くにつれて一度は基礎実験に集中しておきたいと思うようになり、大学院に進み、基礎研究を行いたいと思いました。現在、私は高齢化社会になった日本において重要となっているサルコペニアについての研究を行っております。まだまだ途中ではありますが、朝から晩まで実験に没頭した毎日を送っております。当大学院では臨床研究だけでなく基礎研究にも力を入れており、充実した大学院生活を送ることができます。興味がありましたら是非一緒に研究をしましょう。
平成27年4月 M.Y.

臨床と研究を並行して行えることも魅力

 私が大学院に進もうと思った理由は、大学院の先輩方が病棟で糖尿病患者を対象にD numberという動脈硬化検査を行い、学会発表をしている姿をみて、自分もその仲間に加わりたいと思ったからです。臨床だけではなく研究もすることで、医学の新たな発展に貢献できる可能性に魅力を感じました。
 医師5年目で大学院生となり、まず初めに私が行った検査は、FMD(Flow Mediated Dilation)という血管内皮機能を測定する検査と、頸動脈エコーの検査でした。具体的には、FMDとはカフで腕を締めその後の血管拡張を超音波でみる検査です。頸動脈エコーでは、IMT(intima-mediated thickness:内膜中膜複合体厚)を測定するのですが、通常の目視で測定する頸動脈壁肥厚度のみではなく、専用のソフトを用いて動脈硬化指標を測定します。どちらも安定した画像を出すのは難しかったのですが、先輩方に見守って頂きながら技術を磨きました。実際に自分の発表のための解析を行うようになってからは、解析に値する安定したデータをとることの重要性をさらに実感しました。ちなみに私の研究は、OmentinというAdipocytokineの一つと、動脈硬化との2型糖尿病患者における関連を調べるものです。大学院生は研究者として初心者ですが、指導医の先生と研究内容を深めるためにディスカッションしたり、国内外の様々な学会に参加できることも、大学院生の醍醐味ではないかと思います。
 また、大学院生でも外勤で糖尿病外来などもさせて頂いたり、大学ならではの複雑な病態の糖尿病患者を担当することもでき、臨床と研究を並行して行えることも当科の魅力と思います。医師人生で研究に携わる時間があることで、臨床の考え方が変わってきたり、論文を読むことに抵抗がなくなったりと、今後の大きな糧になるように感じております。一緒に研究の醍醐味を味わえることを楽しみにしております。
平成26年4月 M.S.

充実した環境で研究に没頭できる場所

 私は、第二内科の大学院生として現在血管石灰化の研究を行なっています。血管石灰化は全身性疾患で様々な臓器に影響を与えるものです。そのメカニズム、血管石灰化の抑制を目的に基礎実験をしています。研究の中で様々な結果を解釈し、さらに深く研究を進めていき、最終的に論文という形で世間に発表していきます。自分なりの仮説をもとにトライアンドエラーを繰り返しながら指導医や他の先輩方と議論し、地道に一歩ずつ進めています。これは非常に難しい反面やりがいも感じれるものです。
 大学院は充実した環境で研究に没頭できる場所で、大学院生としての生活は物事を非常に深く考えることの必要性、面白さを学ぶことができます。第二内科は臨床と研究を両立している先輩も多く、非常に魅力的な場所だと考えます。興味のある方は是非とも一度見学にお越しください。
平成28年4月 F.K.

一つのテーマを深く突き詰めたり、自らの仮説を証明する

 私は平成24年に関西医科大学を卒業し、同26年に大阪市立大学大学院医学研究科代謝内分泌病態内科学(第二内科)に入局、同27年より大学院に入学しました。現在は内分泌・骨・リウマチグループに所属し、臨床を一旦離れCa・P代謝に関してin vivo, in vitroを中心とした研究を行っております。手技を失敗したり、想像しない結果に困惑したりしつつも、自他とも充実(?)した日々を送っています。
 ご存知の通り、当科は糖尿病、腎臓、内分泌・骨・リウマチと多岐に渡る疾患を診療できますが、大学院も同様に私のように実験を中心とした研究だけでなく臨床研究を行うことも可能となっています。実験と平行して臨床研究を行った諸先輩方も多くおられます。
 大学院の研究は患者様への診療と何ら関係ないと思いがちですが(私も学生時代はそう思っていました)、一つのテーマを深く突き詰めたり、自らの仮説を証明するために考えたりすることは、疾患の鑑別や治療の道筋といった実際の臨床と深くつながっています。そういう意味では、一度研究という道を辿ることも悪くないのではないでしょうか。
 ここまで読んでいただいた方は、少しは大学院へ興味をお持ちの方と思います。急に飛び込むのが不安なら、軽い気持ちで一度見学いただければご案内いたします。お気兼ねなく第二内科へご連絡ください。
平成26年4月 R.H.

女性医師も多く、アットホームな雰囲気

 私が当科へ入局した理由は、若手の医師も多く、診療や進路について気軽に相談に乗って頂け、アットホームな雰囲気であったからです。また、女性医師も多く、家事や子育てをしながら仕事をこなす先輩医師に魅力も感じました。
 入局後は糖尿病診療に携わる中で、疑問に思うことや興味をもつことも増え、さらに理解を深めたいと思い、大学院への進学を希望しました。
 進学後は臨床研究を行うだけでなく、病棟診療にも携わらせて頂き、臨床能力が低下しないように心掛けています。私の研究のテーマとしては、食習慣の欧米化や運動不足によって、近年増加傾向にある内臓脂肪型肥満と糖尿病の関連について臨床データを用いながら進めています。内臓脂肪は皮下脂肪とは違い、目に見えないもので、蓄積されていても見過ごされやすいものですが、動脈硬化リスクが高く、生命の危険を及ぼす心疾患にもつながり、糖尿病とも深い関連があります。研究を進めていく中で、実際に臨床で役立つことがあったり、理解も深まり、糖尿病はとても奥が深い疾患であることを実感しています。また、日々の研究の成果を国内や海外の学会で発表させて頂く機会もあり、充実した大学院生活を送っています。
 糖尿病患者が増えていく一方で、今後、ますます糖尿病内科医が必要とされる時代になってきています。糖尿病分野に興味のある方は一度、当科へ見学や研修に足を運んでください。ぜひ一緒に臨床や研究をしてみませんか?
平成24年4月 M.S.