評論

急性単芽球性白血病


FAB分類M5に相当し、単芽球多数を占めるものを未分化型(M5b)、より分化した前単球が増加しているものを分化型(M5b)としていました。顆粒球系は20%未満であり、骨髄有核細胞の80%を単球系細胞が占めます。急性単芽球性白血病は急性骨髄性白血病の5-7%を占め、比較的若年層に多い傾向があります。急性単球性白血病は5%を占め、発症年齢の中央値は約50歳です。急性骨髄単球性白血病と同様に歯肉、皮膚、肝脾、中枢神経などへの浸潤(髄外浸潤)、腫瘤形成が多く見られます。播種性血管内凝固症候群の合併が多く見られます。




トップへ
戻る