非ホジキンリンパ腫

B細胞性びまん性大細胞型リンパ腫(diffuse large B-cell lymphoma, DLBCL)


診断にはまずDLBCLの定義から大型異型細胞のびまん性浸潤を認めることが必要である。WHO分類で「大型」とは正常マクロファージと同じかそれ以上、または正常リンパ球の少なくとも2倍以上の大きさの核をもつもの。と定義される。診断のためにはHE標本での病理組織診断に加えてフローサイトメトリーまたは免疫組織染色によるB細胞抗原の検索が必須であるCD19、CD20、CD79aのいずれかを検索する。

B細胞性びまん性大細胞型リンパ腫(Immunoblastic)


 病理組織学的亜型(WHO分類におけるvariant)
centroblastic (70-80%):臨床的特徴に乏しい
immunoblastic (10-20%):Centrablasic typeより予後不良とされている
T-cell/histiocyte-rich (5%以下)
lymphomatoid granulomatosis type
anaplastic (5-10%)
plasmablastic (?)




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