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教室について
スタッフのプロフィール
Profile
教授  河田 則文
役職 医学研究科肝胆膵病態内科学 教授
医学部附属病院 肝胆膵内科 部長
医学部附属病院 中央部門輸血部 部長
医学研究科肝癌治療学寄附講座 教授(兼任)
ロンドン大学(UCL) 客員教授
学位 医学博士
氏名 河田則文(Norifumi Kawada)
自己紹介 私は京都府北部の綾部市山家という現在では過疎地になりつつある小さな町の出身です。田舎に帰るたびに近隣の家と棲んでいる人の数が少なくなるのがわかり寂しい気がしますが、山家城というお城がすぐ近くにあったせいか、城下町の風情を多少今にも残している街並は哀愁があります。小学生の頃の遊びは当然自然の中で汗をかくことでした。春はヤマブキやゼンマイを取り、夏は蝉、クワガタやカブト虫とりに熱中し、川で泳ぎ、秋は団栗でコマを作り、冬は小高い丘でスキーをする、といった今から考えても理想的な生活を送っていました。小学生の頃は草野球、中学生のころは肩を痛めたこともあって野球をやめ剣道に熱中していました。足は現在も長くはありませんが、短距離走は早く、中学時代100 m走の記録を京都府下の記録集にのせてもらったことがあります。つまり、このころまでは一応スポーツマンでした。高校に入ると、京都府下の高校から医学部に進学するのは至難の業であることを自覚し、自分なりに頑張って受験勉強しましたが、やはり国公立大学医学部の壁は高く、結局、2年間の浪人生活を送りました。この間下宿でお世話になったのが京都市左京区の岩倉というこれまた田舎町なのですが、その岩倉から今もある京福電鉄で出町柳まで乗り、同志社大学の前を今出川通り沿いに歩いて近畿予備校(最近、なくなったことを知りました)に通った2年間は、それはまたそれで楽しい、懐かしい思い出です。縁があって大阪市立大学に入学しましたが、ここから大変というか、はちゃめちゃな生活が始まります。田舎から出てくるとやはり都会は魅力的でした。また、住んでいたマンションの近くの喫茶店のマスターやそのお客さんたち、つまり医学部以外の方々、とのつきあいが広くなり、サラリーマン的遊興に邁進してゆきました。つまり、夜になるとミナミの宗右衛門町、周防町、鰻谷に出没するようになり、夜中までどんちゃん騒ぎをして、ようやく薄日が射し始めた頃寝るためだけに自宅に帰るという学生生活でしたが、なんとか卒業試験、国家試験をクリアして医師免許を取得することができました。
  医師になると、またまた生活は一変しました。医師2年目にして大学院へ入学して研究に没頭するようになりました。興味を抱いたのは免疫学。インターロイキンや腫瘍壊死因子が話題になっていたころであり、このようなホルモン様物質を分泌するマクロファージに興味を抱いたのです。肝臓の中にはKupffer細胞という生体内最大のマクロファージがいるのですが、この細胞がインターロイキンや腫瘍壊死因子を過剰産生してしまうと肝細胞が障害される、つまり、急性肝不全が生じる、そのメカニズムを大学院の4年間昼夜を問わず研究しました。この細胞の研究を続けようと思いドイツ、フライブルグ大学生化学研究施設のKarl Decker教授のもとへ留学することを決意しました。Decker教授は当時この細胞の研究では世界ナンバーワンだったのです。しかしながら与えられた仕事は以外にもKupffer細胞に関するものではなく、それこそが今もメインテーマの一つにしている星細胞(伊東細胞)と肝臓の線維化だったのです。帰国後も星細胞の研究を続け、その結果、幸運にも星細胞から哺乳類第4番目のグロビンとなる、サイトグロビン、を発見することができ、現在この蛋白質の機能解析に熱中しています。まさに災い転じて福となす、というか、与えられた仕事に果敢にチャレンジしてみると思わぬ展開が開けるものだという経験をしたものでした。
  最近では臨床医として、飛躍的に進歩したC型慢性肝疾患の治療で講演する機会が増え、また、府民・市民の皆様に向けた肝臓病の啓発活動を活発に行なっています。
  以上のように、私のこれまでの人生は予測のつかないハラハラドキドキの波瀾万丈を地で行くようなものでした。が、「まあなんとかなるか」といつも楽天的に考えていたのが良かったのかもしれません。これからも、仕事は勿論のことですが、ファッションも遊びも世間をリードできる存在になれるように、万事にチャレンジしていこうとしています。50歳になってからゴルフを始めて時々楽しんでおり、本年のお正月に最高スコア93まで到達しました。また、どんどん海外へ出かけようと思っています。時空を越えた経験こそ自分の宝だと思うからです。

大切にしている言葉:ユニーク、独自性、自分らしさ
好きな食べ物:牛肉と生野菜
好きなお酒:最近は日本酒が美味しいと思っています
好きな国:日本と欧州、特にイタリア
気分転換:髪型を変える
健康維持:フィットネスクラブ、ゴルフ、夜長族をやめること
気にしていること:体重、体型を維持すること、服装
学会活動 日本内科学会地方会評議員、日本消化器病学会評議員、日本消化器病学会近畿地区地方会評議員、日本肝臓学会評議員・幹事、日本肝臓学会西部会評議員、International Society for Hepatic Sinusoidal
Research(ISHSR),Council Member、American Association for the Study of Liver Diseases (AASLD) Fellow、European Association for the Study of the Liver EASL Member
資格 日本内科学会専門医、日本消化器病学会専門医・指導医、日本肝臓学会専門医・指導医、日本臨床薬理学会特別指導医、臨床修練指導医
研究テーマ 肝線維化の解明と治療、細胞生物学、C型慢性肝疾患の診療
専門分野 肝臓
主な業績 J. Biol.Chem 2001; 276; 28274-80
これまでに主催した学会・研究会 2009年12月12日 第23回肝類洞壁細胞研究会学術集会(大阪)
2013年9月23日〜25日 17th International Symposium on Cells of the Hepatic Sinusoid(ISCHS、大阪)
2013年9月23日〜25日 第27回肝類洞壁細胞研究会学術集会(大阪)
2014年10月5日 日本消化器病学会第52回市民公開講座(大阪)
2015年9月26日 日本消化器病学会近畿支部第103回例会(大阪)
これまでに開催したイベント 2015年8月1日 おおさかI LOVE肝ペーン
2015年8月1日 日本肝炎デー@市大病院 「なめたらあ肝臓」
2016年4月29日 おおさかI LOVE肝ペーン Part 2
河田教授の日々徒然ブログ
関連リンク
特記事項
  • 2016年4月12日更新