阿倍野キャンパス > 医学 > 教育方針と特徴
最先端の医療現場が
優れた志を持つ医療人を育てる
女神像
そこにある技術、そこで出逢う人、そこで導き出す答が「人」を作る 
智・仁・勇を備えた医師を育てる
 医学部学舎の入口にある智・仁・勇の三女神像をまずみてください(写真右上)。向って右側は智の女神、左手で本を抱いています。真中は仁の女神、両手で薬壺をしっかりと支え、左側の勇の女神は柔らかな手で月桂樹を持っています。三女神が皆さんに伝えたいもの、それは医師として高度の医療知識と技術の修得、それに培われた行動力、そして、最も大事なことは人のもつ悩みや痛みを深く温かく受け入れる心をもつことです。我が医学部はこの理念をもつ医師の養成を目指しています。
 
こんな医師になってほしい
 一般教育と専門教育をしっかり勉強し、次に掲げるような医師になってほしいと願っています。
  1. 様々な人を区別なく温かく受け入れる心を持ち、かつ幅広い視野を持つ医師
  2. 基礎医学と臨床医学をバランスよく修得し、医学知識と技術に秀でた医師
  3. 専門知識を活かし、患者のニーズに的確に対応できる医師
  4. 国際的視野を持ち、世界に貢献する志を持つ医師
 
医学部における教育の内容
■全人的医療を担う医師を育成します
 社会情勢の変化を考慮しながら、高度で、先進的かつ全人的医療を市民に提供するための医師の育成を目指しています。

■1年次は、杉本キャンパスでの一般教育から
 医学部における教育は、杉本キャンパスにおける一般教育(1年次)から始まります。一般教育はもちろんのこと、入学直後には専門医の指導による心肺蘇生法講習会を開催します。8月には早期臨床実習(EarlyExposure)を行い、一般病院での医療を実際に体験
します。

■2年次からは、医学の専門知識を身につけます
 2年〜6年次まで阿倍野キャンパスで専門教育(基礎医学、臨床医学)を行います。基礎医学ではすぐれた研究者が直接、講義、実習の指導を行います。
そして臨床医学の学習開始前に、基礎系の各講座を選択し、各講座の教員と共に研究生活を体験する修業実習を実施します。将来、国際的な医学水準を保つための語学力を修得するため、医学英語の授業があります。1998年10月の医学部新学舎の完成と共に、講義室内のAV設備を初めとして、医学部の専門教育に対する施設、設備が一新されました。特に従来からの基礎医学部門に関連した実習設備などは、全国でトップレベルに達しています。

■臨床の現場で、高度な医療技能を身につけます
 臨床医学教育では、臓器別講義を受けた後、実習に入るための診察法を学びます。その後、共用試験を受け臨床実習へと進みます。5年次には大学附属病院で臨床実習を行いますが、6年次には大学附属病院以外の教育関連病院での臨床実習(選択BSL)を実施し、幅広い臨床技能を修得し、医療現場での経験を充実させることを目指しています。選択BSLでは、海外の施設における臨床実習も可能で毎年数名の学生が参加しています。

■常に最新の理論や技術を取り入れ教育を改善しています
 良い医師を育成するためには常に教育システムの再評価、あるいは学生と教員の相互評価が必要です。
現在もいわゆるPrimary careを重視した、患者中心の医療ができる臨床医の育成を目的として教育内容を一層充実させるため、卒後医学教育学分野の設置をはじめ医学部教員の教育能力をさらに向上させるための取り組みを行っています。
勉学にあたって他の学部との大きな違いは、将来、皆さんが臨床医、あるいは医学研究者を目指していても、専門教育における科目がすべて必修であることです。人の病気は常に身体全体との関わりをもって発現し、さらにその時代の社会構造との関連を抜きにしては健康な生活を営むことができない、ということを必修科目を通じて学ぶことができるからです。
 
特記事項
  • 平成20年3月作成