研究課題の公開

心臓血管外科の研究課題の公開

承認番号 3070
研究課題名 冠動脈バイパス術におけるグラフト開存性と予後に関する検討
研究の意義・目的 冠動脈バイパス術において、グラフトの開存性は重要であり、遠隔期予後や心機能などに影響があります。本研究は、冠動脈バイパス術に使用されるグラフトの遠隔期開存性を明らかにするとともに、予後や心機能の変化に与える影響を検討することを目的とします。本研究の検討から得られる結果は、今後の手術方針決定に有用な一助となります。
研究期間 1992年1月1日~2020年12月31日
研究対象者の範囲 大阪市立大学医学部付属病院で行われる冠動脈バイパス術症例全例を対象とします。
利用又は提供する試料・情報の項目 検査データ、診療記録、血管造影検査等
利用者の範囲 自施設のみ
試料・情報の管理について責任を有する者の氏名又は名称 心臓血管外科学 准教授 村上貴志
拒否機会の保障 本研究の対象者の方は、問い合わせ先に連絡することによっていつでも本研究への参加を拒否することができます。また、研究への参加を拒否されても、診療に関する不利益等を受けることは一切ありません。
拒否を受け付ける方法 大阪市立大学 心臓血管外科 准教授 村上貴志
〒545-0051大阪市阿倍野区旭町1-4-3 
電話 06-6645-3980 
FAX 06-6646-3071

承認番号 3629
研究課題名 小切開心臓手術における末梢カニュレーションの安全性の検討
研究の意義・目的 従来心臓手術は、胸骨正中切開から行われ、人工心肺確立のための送血管は上行大動脈に、脱血管は右心房あるいは上大静脈・下大静脈に挿入するのが標準でした。近年普及した小切開心臓手術においては、小切開から上行大動脈にアプローチすることは難しく、通常大腿動脈に送血管を挿入します。大腿動脈送血に起因する様々な合併症(塞栓症、下肢虚血、動脈解離、リンパろう)が報告されています。本研究により、末梢動静脈カニュレーションによる合併症の出現頻度やその要因を明らかにすることで、同合併症の対策が可能となります。
研究期間 2015年4月1日~2018年3月31日
研究対象者の範囲 平成27(2015)年4月1日~平成29(2017)年3月31日に大阪市立大学医学部附属病院の心臓血管外科で、小切開心臓(大血管)手術を受けられた患者さまが対象です。
利用又は提供する試料・情報の項目 検査データ、診療記録、血管造影検査等
利用者の範囲 自施設のみ
試料・情報の管理について責任を有する者の氏名又は名称 研究責任者 心臓血管外科学 教授 柴田利彦
拒否機会の保障 本研究の対象者の方は、問い合わせ先に連絡することによっていつでも本研究への参加を拒否することができます。また、研究への参加を拒否されても、診療に関する不利益等を受けることは一切ありません。
拒否を受け付ける方法 大阪市立大学 心臓血管外科 准教授 村上貴志 
〒545-0051大阪市阿倍野区旭町1-4-3 
電話 06-6645-3980 
FAX 06-6646-3071

承認番号 3691
研究課題名 オープンステント法の手術成績の検討
研究の意義・目的 (1) 目的
 オープンステント法による弓部大動脈手術を行った症例の成績を、多施設共同研究にて検討する。
(2) 意義
 オープンステント法は、弓部大動脈置換を要する手術の低侵襲化が期待される方法として開発された。従来の人工血管置換術の場合、置換範囲の大動脈を全て剥離し、瘤の遠位側で吻合する必要があった。一方でオープンステント法では、ステントで裏打ちされた人工血管を瘤の中枢側から挿入し、瘤の末梢側までカバーすることで、大動脈の剥離範囲を縮小し、吻合部を瘤の手前で行うことが可能であるため、再現性が高く、手術の低侵襲化が可能となった(図参照)。以前はグラフトを自作する必要があったが、2014年に市販型デバイスのJ Graft OPEN STENT GRAFT(日本ライフライン株式会社)が本邦にて薬事承認を得てからは、加速度的に普及している。一方でオープンステント法では、人工血管の屈曲・閉塞や、大動脈解離の症例では偽腔への誤挿入など、特有の合併症も認められる。その様なオープンステント特有の合併症頻度について検討した報告は少ない。今回我々は、デバイスに関連した合併症やも含め、オープンステント法の成績について、多施設共同研究にて成績を検討する。
研究期間 2017年2月27日~2020年3月31日
研究対象者の範囲 当院および下記関連施設にて、以下の期間にオープンステント法を用いた手術を行った症例の情報を集積します。
参加者集積期間(手術日):2001年1月1日~2017年3月31日(西暦)
利用又は提供する試料・情報の項目 診療記録、CT、血液検査
利用者の範囲 共同研究機関から試料・情報の提供を受ける
自施設が共同研究の代表施設である
試料・情報を公表する
研究機関の情報 (1) 研究代表者(多施設共同研究の全体の研究代表者名)
 大阪市立大学大学院医学研究科 心臓血管外科学 教授 柴田 利彦
(2) 研究責任者(本学の研究責任者名)
 心臓血管外科学 教授 柴田 利彦
(3) 実施分担者(本学の実施分担者名)
 心臓血管外科学 研究生 左近 慶人
 心臓血管外科学 准教授 村上 貴志
 心臓血管外科学 講師  藤井 弘通
 心臓血管外科学 病院講師 高橋 洋介
(4) 共同研究者(参加施設における研究者名)
 石切生喜病院 心臓血管外科 生田 剛士
 関西医科大学総合医療センター 心臓外科 細野 光治
 枚方公済病院 心臓血管外科 井上 和重
 ベルランド総合病院 心臓血管外科 南村 弘佳
試料・情報を公表する方法 当科(大阪市立大学大学院医学研究科 心臓血管外科学)ホームページ上で情報公開を行います。
試料・情報の管理について責任を有する者の氏名又は名称 大阪市立大学大学院医学研究科 心臓血管外科学 教授 柴田 利彦
拒否機会の保障 本研究の対象者の方は、問い合わせ先に連絡することによっていつでも本研究への参加を拒否することができます。また、研究への参加を拒否されても、診療に関する不利益等を受けることは一切ありません。
拒否を受け付ける方法 大阪市立大学医学部経営企画課 研究・企画担当
電話番号:06-6645-3457

承認番号 3557
研究課題名 冠動脈バイパス術における内視鏡的大伏在静脈グラフト採取手技の技能評価とシミュレーショントレーニングに関する他施設共同研究
研究の意義・目的 (1) 目的
①冠動脈バイパス術における内視鏡下大伏在静脈採取手技(Endoscopic Saphenous Vein Harvesting :EVH)を技能評価ツールを用いて評価し、その妥当性を検討する。
②EVH技能向上を目的としたシミュレーショントレーニングの有効性を検討する。

(2) 意義
現在、冠動脈バイパス術の大伏在静脈採取に内視鏡下採取法(EVH)が導入され、その低侵襲性から導入施設が急速に増加している。しかしながら、30-40cmの長尺の手術器具の操作、ビデオカメラを通して映し出された二次元映像をもとに手術を行なう点、触覚の欠如などからこれまでの手術に比べ難易度が高いとされ、専門的技能の習得に比較的時間を要する手術である。EVHの修練は施設独自に行っているのが現状であり、客観的な手術技能評価や、標準化されたトレーニングも確立されていない。
外科領域や腹腔鏡手術においてはObjective Structured Assessment of Technical Skills (OSATS)[1] やGlobal Operative Assessment of Laparoscopic Skills (GOALS)[2]に代表される技能評価ツールを用いた手術手技の客観的評価が行われ、外科修練中の技能評価に用いられている。さらにはシミュレーションを用いたトレーニングが積極的に導入され、そのトレーニング効果が多く報告されている。しかしながら、EVHに関する手術技能評価ツール、体系的なシミュレーショントレーニングは存在せず、そのトレーニンング効果も明らかではない。
本研究は、EVH手技をOSATS,GOALSを用いて評価し、手術技能評価ツールとしての妥当性を評価する。さらには、手術手技評価及び採取グラフトの質を評価する。さらには、EVHシミュレーショントレーニングを導入し、その学習効果からトレーニングの有用性を検討する。既存のOSATS,GOALSを用いてEVH手術手技評価及び採取グラフトの質を評価する。
OSATSやGOALSがEVHの技能評価における妥当性が示されれば、今後、より客観的な手術技能評価が可能となる。その上で、有効性が高く標準化されたシミューレーショントレーニングの確立は、手術の質の担保へ繋がり、患者安全性向上に寄与するものと考える。
研究期間 承認後~2018年3月31日
研究対象者の範囲 承認後~2018年3月31日に本研究への参加に関するコンセンサスが得られている参加施設にて心臓血管外科手術を担当する医師が対象者となる。
利用又は提供する試料・情報の項目 手術動画及び音声記録
利用者の範囲 共同研究機関から試料・情報の提供を受ける
自施設が共同研究の代表施設である
研究機関の情報 大阪市立大学  柴田 利彦  〒545-8585 大阪府大阪市阿倍野区旭町1-4-3
帝京大学 下川 智樹 〒173-8606 東京都板橋区加賀2-11-1
聖路加国際病院 阿部 恒平 〒104-8560 東京都中央区明石町9-1
市立函館病院 馬場 敏雄 〒041-0821 北海道函館市港町1−10−1
試料・情報を公表する方法 すべて匿名化された後に、学会及び学術論文にて発表する予定である。
試料・情報の提供方法 匿名化されているもの(特定の個人を識別できないもの)を提供する。
試料・情報の管理について責任を有する者の氏名又は名称 大阪市立大学   柴田 利彦
帝京大学    下川 智樹
聖路加国際病院 阿部 恒平
市立函館病院  馬場 俊雄
拒否機会の保障 本研究の対象者の方は、問い合わせ先に連絡することによっていつでも本研究への参加を拒否することができます。また、研究への参加を拒否されても、診療に関する不利益等を受けることは一切ありません。
拒否を受け付ける方法 柴田 利彦
所属・職名:大阪市立大学心臓血管外科 教授
住所:大阪府大阪市阿倍野区旭町1-4-3
電話番号:06-6645-3841

承認番号 3550
研究課題名 献体標本を用いた三尖弁の形態解析
研究の意義・目的 1. 目的
献体標本を用いて、正常の心臓および心疾患患者の三尖弁の解剖学的形態、や病理学的特長を解析します。

2. 背景
 三尖弁逆流症に対する手術である三尖弁輪縫縮術では、交連部という弁尖の解剖学的特徴を指標にして人工弁輪という器具を縫着します。そのため各交連部の認識が重要となります。しかし、三弁尖の分葉形態は多様であり、交連部の同定は容易ではありません。本研究にて、三尖弁複合体の解剖学的特徴や分類を検討することは、効果的で再現性のある手術手技の確立に有益と考えられます。
研究期間 2016年9月30日~2019年3月31日
研究対象者の範囲 大阪市立大学医学部に医学教育研究の解剖用として寄贈献体されたご遺体で、上記期間中に解剖させていただいたもの。
利用又は提供する試料・情報の項目 ご献体の心臓
利用者の範囲 自施設のみ
試料・情報を公表する
試料・情報を公表する方法 本学倫理委員会ホームページにて公開
試料・情報の管理について責任を有する者の氏名又は名称 大阪市立大学大学院医学研究科 心臓血管外科学教授 柴田 利彦
拒否機会の保障 本研究の対象者の方は、問い合わせ先に連絡することによっていつでも本研究への参加を拒否することができます。また、研究への参加を拒否されても、診療に関する不利益等を受けることは一切ありません。
拒否を受け付ける方法 大阪市立大学医学部経営企画課 研究・企画担当
電話番号:06-6645-3457

承認番号 3555
研究課題名 病理解剖標本を用いた三尖弁の形態解析
研究の意義・目的 三尖弁とは、右心房と右心室の間にある弁です。三尖弁の逆流に対する手術は、弁輪縫縮術が一般的に行われます。これは人工弁輪という器具を三尖弁の周りの弁輪という部分に縫い付けることで、弁の形を矯正し逆流を軽減する術式です。しかし、各弁尖の形態は個人々々で多様であり、弁の形の違いによって人工弁輪の縫い付け方をどのように変えればよいか、標準的な方法は未だ確立されていません。本研究では、三尖弁の形態を観察しデータを集積することで、三尖弁の形態をパターン化することを第一の目標としています。それにより今後三尖弁逆流に対する手術をより均一化し、手術成績を向上させることに役立てられることが期待できます。
研究期間 2016年9月30日~2020年3月31日
研究対象者の範囲 症例集積期間(病理解剖実施期間):2009年1月1日~2018年3月31日
利用又は提供する試料・情報の項目 当院にて病理解剖を行った患者様の心臓の標本を観察させていただき、三尖弁の形態に関する計測データを集積します。
利用者の範囲 自施設のみ
試料・情報を公表する
試料・情報を公表する方法 当科(大阪市立大学大学院医学研究科 心臓血管外科学)ホームページ上で情報公開を行います。
試料・情報の管理について責任を有する者の氏名又は名称 大阪市立大学大学院医学研究科 心臓血管外科学 教授 柴田 利彦
拒否機会の保障 本研究の対象者の方は、問い合わせ先に連絡することによっていつでも本研究への参加を拒否することができます。また、研究への参加を拒否されても、診療に関する不利益等を受けることは一切ありません。
拒否を受け付ける方法 大阪市立大学医学部経営企画課 研究・企画担当
電話番号:06-6645-3457

承認番号 3553
研究課題名 大動脈疾患における術前分節動脈コイル塞栓術の安全性の検討
研究の意義・目的 広範囲胸部大動脈および胸腹部大動脈疾患に対するステントグラフトを用いた治療において、脊髄虚血による脊髄麻痺は重大な合併症です。この合併症を回避する可能性がある方法として、ステントグラフトでカバーされて閉塞されてしまう予定の分節動脈を、予めコイル塞栓を行う方法が提唱されています。しかしながら、多くの症例によるその方法の妥当性、効果、安全性は検討されていません。大阪市立大学医学部付属病院で同方法を行った症例の成績を検討することにより、今後の治療方針決定の一助となります。
研究期間 2015年6月1日~2018年3月31日
研究対象者の範囲 設定された診療期間内に、胸部及び胸腹部大動脈疾患に対して、術前に分節動脈コイル塞栓術を行った症例。
利用又は提供する試料・情報の項目 検査データ、診療記録、血管造影検査等
利用者の範囲 自施設のみ
試料・情報の管理について責任を有する者の氏名又は名称 心臓血管外科学 准教授 村上貴志
拒否機会の保障 本研究の対象者の方は、問い合わせ先に連絡することによっていつでも本研究への参加を拒否することができます。また、研究への参加を拒否されても、診療に関する不利益等を受けることは一切ありません。
拒否を受け付ける方法 大阪市立大学 心臓血管外科 准教授 村上貴志
〒545-0051大阪市阿倍野区旭町1-4-3 
電話 06-6645-3980 
FAX 06-6646-3071