研究課題の公開

分子病理学の研究課題の公開

承認番号 3560
研究課題名 o-トルイジン等芳香族アミンによる膀胱癌の病理学的検討
研究の意義・目的 o-トルイジン(以下OTD)等芳香族アミン取り扱い事業所で発生した膀胱癌については国による調査が実施されており、原因の究明や適切なリスク管理のために更なる研究、調査を行う必要性が示されている。特にOTDおよび2-メチルアセトアセトアニリド(AAOT)が膀胱癌との関連性が疑われているが、その毒性や膀胱癌発生の分子メカニズムについてはこれまで少数しか報告がない。当研究室では芳香族アミン取り扱い事業所で発生した膀胱癌について、共同研究施設の各病院からFFPEブロックや診療録情報の提供を受け、臨床病理学的、分子病理学的な解析を行うことで、その原因や分子メカニズムを明らかにすることを目的とする。本研究結果は芳香族アミン取り扱い事業所における膀胱癌の発生予防、防止につながることが期待される。なお、当大学医学部附属病院で手術が施行された膀胱癌の症例を比較対象として用いる可能性がある。
研究期間 承認後~2019年3月31日
研究対象者の範囲 2014年4月1月1日から2019年3月31日までの間に大阪市立大学、福井大学医学部付属病院、福井県立病院、福井県済生会病院、大滝病院、公立相馬総合病院で膀胱癌の治療を行われた患者様が対象となります。
利用又は提供する試料・情報の項目 FFPEブロック(手術により摘出された腫瘍の一部が保存されているもの)、診療記録。
利用者の範囲 共同研究機関に試料・情報を提供する
共同研究機関から試料・情報の提供を受ける
自施設が共同研究の代表施設である
共同研究機関の情報 福井大学医学部付属病院 泌尿器科学 教授 横山修
福井県立病院 泌尿器科 主任医長 平田昭夫
福井県済生会病院 泌尿器科 主任部長 山本秀和
大滝病院 泌尿器科 菅田敏明
公立相馬総合病院 泌尿器科 馬目正彦
試料・情報の提供方法 社会的に重要性の高い研究のため匿名化されていない試料・情報を提供する。
試料・情報の管理について責任を有する者の氏名又は名称 大阪市立大学大学院医学研究科 分子病理学 教授 鰐渕英機
拒否機会の保障 本研究の対象者の方は、問い合わせ先に連絡することによっていつでも本研究への参加を拒否することができます。また、研究への参加を拒否されても、診療に関する不利益等を受けることは一切ありません。
拒否を受け付ける方法 研究代表者 鰐渕英機までお問い合わせください。
 住所 〒545-8585 大阪府大阪市阿倍野区旭町1-4-3
 医学研究科 分子病理学
 電話 06-6645-3737
 FAX  06-6646-3093
 E-mail  pathology@med.osaka-cu.ac.jp

承認番号 3493
研究課題名 肝芽腫の分子メカニズム解析
研究の意義・目的 肝芽腫は小児の固形腫瘍の3~5%を占める稀な悪性腫瘍である。胎芽期や胎児期の肝組織との形体的な類似性から主に胎芽型と胎児型、両者の混合型に分類され、純粋な胎児型が予後良好とされている。しかしながら、胎児型と胎芽型の鑑別は時に困難であり、年長児では肝細胞癌との鑑別が問題となることも多い。また、肝芽腫は胎児期の肝組織との類似性により分類されているが、肝芽腫と胎児期肝組織について分子病理学的に検討し比較した報告はほとんどない。一方、近年様々な悪性腫瘍内においてtumor-initiating stem-like cell (cancer stem-like cell)の存在が提唱されており、腫瘍の進行や治療抵抗性に関与している可能性があるが、肝芽腫におけるtumor-initiating stem-like cellに関する検討はこれまで少数の報告しかない。
研究期間 承認後~ 2021年3月31日
研究対象者の範囲 1997年1月1日~2020年3月31日に大阪市立大学医学部付属病院および大阪市立総合医療センターで手術された肝芽腫の患者様が対象です。
利用又は提供する試料・情報の項目 FFPEブロック(手術された腫瘍の一部が保存されたもの)、診療記録。
利用者の範囲 共同研究機関から試料・情報の提供を受ける
自施設が共同研究の代表施設である
共同研究機関の情報 大阪市立総合医療センター 部長 井上健
試料・情報の提供方法 社会的に重要性の高い研究のため匿名化されていない試料・情報を提供する。
試料・情報の管理について責任を有する者の氏名又は名称 大阪市立大学大学院医学研究科 分子病理学 教授 鰐渕英機
拒否機会の保障 本研究の対象者の方は、問い合わせ先に連絡することによっていつでも本研究への参加を拒否することができます。また、研究への参加を拒否されても、診療に関する不利益等を受けることは一切ありません。
拒否を受け付ける方法 研究代表者 鰐渕英機までお問い合わせください。
 住所 〒545-8585 大阪府大阪市阿倍野区旭町1-4-3
 医学研究科 分子病理学
 電話 06-6645-3737
 FAX  06-6646-3093
 E-mail  pathology@med.osaka-cu.ac.jp

承認番号 3492
研究課題名 微小乳頭癌のメカニズム解析
研究の意義・目的 微小乳頭癌はリンパ管侵襲やリンパ節転移を高頻度に伴う組織型として1994年に乳癌で報告され、間質を伴わない乳頭状構造や極性の逆転した形態を特徴とする。その後、肺、膀胱、大腸、胃、耳下腺などの同様の組織型が発生し、いずれの臓器でもリンパ管侵襲やリンパ節転移を高頻度に伴うことが報告された。また、通常の腺癌の一部に微小乳頭状のパターンを呈することも多く、少量でも微小乳頭状のパターンが認められれば、リンパ管侵襲やリンパ節転移を伴いやすいことが知られている。しかしながら、特徴的な形態を呈するメカニズムやリンパ管侵襲を伴いやすい理由はいまだ明らかとなっていない。
本研究では、大阪市立大学医学部付属病院、大阪市立総合医療センターで手術された微小乳頭癌のFFPE組織標本の提供を受け解析を行う。プロテオーム解析や病理組織学的検討などを行うことで、微小乳頭癌の分子メカニズムを明らかにし、予後の推定や治療の標的となる新たな分子マーカーを同定することが期待される。
研究期間 承認後~ 2021年3月31日
研究対象者の範囲 2002年1月1日~2020年3月31日に大阪市立大学医学部付属病院ならびに大阪市立総合医療センターで手術された微小乳頭癌の患者様が対象です。
利用又は提供する試料・情報の項目 FFPEブロック、診療記録
利用者の範囲 共同研究機関から試料・情報の提供を受ける
自施設が共同研究の代表施設である
共同研究機関の情報 大阪市立総合医療センター 部長 井上健
試料・情報の提供方法 社会的に重要性の高い研究のため匿名化されていない試料・情報を提供する。
試料・情報の管理について責任を有する者の氏名又は名称 大阪市立大学大学院医学研究科 分子病理学 教授 鰐渕英機
拒否機会の保障 本研究の対象者の方は、問い合わせ先に連絡することによっていつでも本研究への参加を拒否することができます。また、研究への参加を拒否されても、診療に関する不利益等を受けることは一切ありません。
拒否を受け付ける方法 研究代表者 鰐渕英機までお問い合わせください。
 住所 〒545-8585 大阪府大阪市阿倍野区旭町1-4-3
 医学研究科 分子病理学
 電話 06-6645-3737
 FAX  06-6646-3093
 E-mail  pathology@med.osaka-cu.ac.jp

承認番号 3559
研究課題名 膀胱癌における新規バイオマーカーの検索、同定
研究の意義・目的 膀胱癌は予後不良な悪性腫瘍の代表的な疾患であり、膀胱癌の予後は病理学的深達度と相関する。治療に関しては手術療法、抗癌剤による化学療法が主となっているが、新規治療法は開発されていない。このため、膀胱癌の早期発見及びその予防が重要と考えられ、本研究では、新規関連バイオマーカーの同定、及び新規治療標的を明らかにすることを目的とする。
研究期間 承認後 ~ 2021年3月31日
研究対象者の範囲 当大学医学部附属病院にて手術あるいは解剖より膀胱が摘出された症例、TURBTが行われた症例
利用又は提供する試料・情報の項目 膀胱癌のFFPE組織検体、凍結検体
利用者の範囲 自施設のみ
試料・情報の管理について責任を有する者の氏名又は名称 鰐渕英機
拒否機会の保障 本研究の対象者の方は、問い合わせ先に連絡することによっていつでも本研究への参加を拒否することができます。また、研究への参加を拒否されても、診療に関する不利益等を受けることは一切ありません。
拒否を受け付ける方法 研究代表者 鰐渕英機までお問い合わせください。
 住所 〒545-8585 大阪府大阪市阿倍野区旭町1-4-3
 医学研究科 分子病理学
 電話 06-6645-3737
 FAX  06-6646-3093
 E-mail  pathology@med.osaka-cu.ac.jp

承認番号 3587
研究課題名 原発性肺癌の新規治療標的分子の同定とメカニズムの解析
研究の意義・目的 (1) 目的
EGFR・ALKなどの遺伝子変異が陰性で分子標的薬の開発されていない原発性肺癌におけるリン酸化蛋白質の発現を解析することにより、これら肺癌に対する新規治療標的分子を同定し、その分子メカニズムを解明する。
(2) 意義
現在、肺腺癌に対する有効な分子標的薬としてEGFR tyrosine kinase inhibitor (TKI)及びEML4-ALK TKIが開発され、その有用性が証明されている。しかしながら、EGFR遺伝子変異やEML4-ALK融合遺伝子変異を認めない肺癌に対する有効な分子標的薬はない。
本研究では、手術により摘出された分子標的薬の開発されていない肺癌患者の癌部および非癌部の凍結標本を用いて、リン酸化プロテオーム解析を行い、新規治療標的分子を同定する。同定した分子の妥当性を臨床病理学的検討により評価し、そのメカニズムを解明することでEGFRやALK以外の肺癌に対する有効な新規治療薬の開発が期待される。
研究期間 承認後 ~ 2021年3月31日
研究対象者の範囲 大阪市立大学医学部附属病院呼吸器外科で保存されている、手術により摘出された肺癌患者の癌部および非癌部の既存凍結検体。
利用又は提供する試料・情報の項目 肺癌患者の癌部および非癌部の既存凍結検体
利用者の範囲 自施設のみ
試料・情報の管理について責任を有する者の氏名又は名称 鰐渕英機
拒否機会の保障 本研究の対象者の方は、問い合わせ先に連絡することによっていつでも本研究への参加を拒否することができます。また、研究への参加を拒否されても、診療に関する不利益等を受けることは一切ありません。
拒否を受け付ける方法 研究代表者 鰐渕英機までお問い合わせください。
 住所 〒545-8585 大阪府大阪市阿倍野区旭町1-4-3
 医学研究科 分子病理学
 電話 06-6645-3737
 FAX  06-6646-3093
 E-mail  pathology@med.osaka-cu.ac.jp