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骨粗鬆症
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どんな病気?
骨粗鬆症とは、長年の生活習慣などにより骨がスカスカになって弱くなり骨折しやすくなる病気です。閉経後の女性に多くみられますが、若い人でも運動不足や食事の偏りなどのせいで骨粗鬆症になることもあります。
長年の生活習慣が原因となることから、生活習慣病の1つと考えられています。
こんな症状があらわれます
更年期障害イラスト01
骨粗鬆症になっていても症状が出るとは限りませんが自覚できるほどの症状が表
れるのは更年期を過ぎてからです。
背骨などが最初に弱くなっていき、骨が圧迫骨折をおこしてつぶれると、腰が曲がったり痛みが出たりします。身長が低くなることもあります。
更年期障害イラスト02
こんな検査で診断します
ささいな原因で骨折したことがあるか、腰・背中の痛みがあるか、身長が低下したか、食べ物の好き嫌いはないか、喫煙・飲酒の習慣、運動の習慣、他に治療中の病気、使用している薬など を「問診」で伺います。
実際の骨の状態を見るには「X線検査(レントゲン)」を行います。
他に「骨量検査」や「尿検査」「血液検査」などをすることもあります。
こんな治療法があります
更年期障害イラスト03骨粗鬆症の治療は、食事療法・運動療法・薬物療法で成り立っています。
食事(十分なカルシウムの摂取)・運動(骨を強くする)・日光浴(ビタミンDが作られる→カルシウムの吸収を高める)は、予防にも効果がありますので、日頃から気をつけましょう。
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特記事項
  • 2010年12月1日更新