見学を希望されるみなさまへ

先輩の声

前期研究医
大戎 直人
大戎 直人私は今、ちょうど2年前にこの大阪市大の整形外科の門をたたいた時のことを思い出しています。大学も違い、研修医期間中に大学の整形外科を回っていない私にとってはかなりの不安がありました。整形外科医としてのほとんどなく知っている先輩方もしない状況でうまくやっていけるのか。
しかし、優しく、そして時には厳しく指導してくださる諸先生方がすぐにそのような不安を解消してくれました。
気づけばあっという間の2年間でした。充実した日々で楽しいことをたくさん思い出しますが、もちろん忙しい日々もありました。その中で様々な経験ができました。大学病院特有の複雑な疾患に頭を悩ませる日もありました。学会発表の期日が迫り焦る日もありました。連日の当直に体力を消耗することもありました。どんな時でも周りに先輩方や同期がいて、助け合うことができる。助けてもらうことができた。この医局に入局できたからこそそれができたと思っています。
昨今大学離れという言葉が定着しつつあり、研修医制度のスタート後は外科系の医師不足が進行していっている時代です。整形外科も例外ではありません。
整形外科は「骨・筋肉」というイメージが付きまといますが、それだけではありません。もし路上で事故が起こったとき、すぐ近くに自分がいたら・・・。そんな時真っ先に駆けつけていくことができる医師、全身を診ることのできる医師、それが整形外科医であると思います。まだまだ自分はその域に達することはできていませんが、今後更なる努力をし、そのような医師に近づきたいと思います。
進路で迷っている医学部の学生のみなさん、研修医のみなさん一緒に市大整形外科で働きませんか。
大学院
福永 健治
整形外科医になり7年目となります。私自身は研修を大学で受けたこともあり身近に大学院生の研究をされている先生方が居るという環境から基礎研究もおもしろいのではないかと考えて3年間、臨床医として働いた後に大学院に入学しました。大学院生となり現在4年目となります。私の場合は大学院に入学してすぐに基礎研究を始めたというわけではなく臨床の分野で足りない部分を補う上で1年3ヶ月の間、吹田市民病院の整形外科に関節症例および外傷の手術を中心に勉強に行かせてもらいました。その間はもちろん基礎研究はしておりませんでしたが臨床医を目指すものとしては非常に良い経験であったと考えます。
本格的に大学に帰ってから研究を始めたのは大学院2年目の夏からですがはじめに感じたことは整形外科医をしてきたにも関わらず骨について何も分かっていないと言うことでした。そこからは基礎から大学院の先輩に教えられ、基礎研究のおもしろさを少しずつ実感して行った大学院生活でした。同じ年代の大学院生と共に勉強し、議論し、ときに息抜きをする大学院での生活は充実した日々だったと思います。大学院の生活も残りほんのわずかですがたくさんのものを吸収したいと思います。
飯田 高広
医師となってはや8年が経ちました。その8年間のうち、大学で2年間、大阪市立総合医療センターで4年間、計6年間臨床に携わってきました。その後、大学院への進学することとなったのですが、6年間の臨床を通じて私が感じたことは、
  1. 忙しい(あくまで個人的な感想です)
  2. 臨床症例に関して疑問に思うことがあっても深く追求できていなかった
  3. 実際の骨、軟骨とは本当はどのようなものかわかっていない
  4. 英語論文の書き方が全くわからない
ということでした。
実際このまま臨床を続けていくのもありかな、という考えもありましたが、一生のうちに基礎的実験も含めて骨・軟骨の勉強を4年間だけでも行ってみるべきだとの上司の勧めもあり大学院に行くことを決心しました。
そうして現在大学院として基礎実験を行うようになり約1年半が経過しようとしておりますが、現在までの大学院での感想としては、
  1. 整形外科医であるのに骨・軟骨代謝に関しては全くなにも分かっていなかった
  2. 骨・軟骨免疫学は時代の最先端の基礎研究である
  3. 臨床と基礎とは全く異なる勉学であるように見えて、基礎があるからこそ現在の臨床医学の進歩は存在し、臨床へフィードバックするために基礎実験がある
以上のことを実際に感じ、基礎実験を行い・学ぶことは、将来整形外科を続けるうえでも視野を広げ、また物事に対する考え方の方法を養うということに関しては非常に有用であると感じており、大学院に進学を決めて本当によかったと感じております。このような個人的感想ですが、今後大学院進学なども考えている先生の参考になれば幸いです。

このページの先頭へ

松本 富哉
松本 富哉大学院生3年生の松本富哉と申します。大阪市立大学病院で研修終了後、大阪市立十三市民病院で臨床研修を行ない、平成19年から大学院生となりました。一言でいうと、大学院生生活は非常に充実したものです。大学院生の一番の仕事は研究になりますが、動物や細胞を使った実験を、指導の先生と相談し、また大学院生同士で協力しながら行なう研究生活というのは、ともすると忘れがちになる論理的な考え方や、協力する事の大事さを改めて学ぶ事が出来ます。
週一回の外勤日には外来や手術も行ない、臨床的な考え方や技術も養う事も可能です。もちろん研究の結果がなかなか出ずに苦しいこともありますが、時には大学院生みんなでゴルフや釣りなどでリフレッシュしながら、研究をがんばっております。是非、興味のある先生は話だけでも聞きに来て下さい。

このページの先頭へ

渭川 徹秀
渭川 徹秀早いもので、大学院に入学して間もなく3年が過ぎようとしています。私の場合は、入学してすぐに基礎研究を始めたとういうわけではありませんでした。まず、関連病院である堺市の大阪労災病院にて臨床研修という形で主に人工股関節および膝関節の手術手技についてトレーニングをさせていただきました。
1年3カ月という限られた期間でしたが臨床医を目指す者にとってはかなり得るものが大きかったと実感しています。この期間は、基礎研究は全くしていませんで、本格的に開始したのは2年生の夏からでした。以降、軟骨細胞などを培養し、分化過程におけるエストロゲンの作用についての研究をしています。実際に研究を始めると、やはり相手は生き物であり、やりがいを感じます。なかか簡単には結果が出ないので苦労することも多いですが、同じ院生の仲間たちと知識を共有し合い、学会にも積極的に参加し、たまにはゴルフなどもしたりして、充実した大学院生活を送っていると実感しています。院生生活は、あと1年間しか残っておりませんので思う存分に満喫したいと思います。

このページの先頭へ

安田 宏之
大学院生の安田宏之です。2年間の臨床研修を終え、大阪市立大学整形外科学教室に入局して研究医として同大学医学部付属病院にて2年間勤務した後、大学院で研究に励んでいる先輩方の姿をみてぼんやりとした憧れをもちながら大学院に入学しました。現在は先輩方のご指導の下、基礎研究と臨床研究に携わっております。研究に従事することで疑問をもち、それを解決していくために挑戦していく精神を身につけることができればと思っております。そうすることで、臨床においても諸問題のとらえ方やその解決方法を自分で考えて実行する能力が身に着くものと信じております。
少々堅苦しい事を書きましたが、当教室は非常にフレンドリーな教室で休日には医局員でレクリエーションなども行っております。是非とも一度当教室に足を運んでみてください。

このページの先頭へ

岡野 匡志
岡野 匡志私は関節リウマチの診療にあたるTeam RAの一員として、大学院1年生の現在は臨床をメインに日々を過ごしています。
整形外科は特殊で大変だというイメージがあるかもしれませんが、外科系の中では術後管理で多忙となることが少ないため、比較的自分の時間を確保しやすいのが現状です。平日でも病棟での仕事の後に臨床研究や勉強をする時間があるため、休日は様々な趣味に時間を費やすことができます。私は小学校からしているラグビーを現在でも現役で続ており、充実した生活を送っています。
研究においては、Team RAでは現在「脂質代謝と炎症」を大きなテーマとして臨床研究や基礎研究をおこなっており、今後も進めていく予定にしています。
仕事にやりがいを求め、しかも自分のQOLも保ちたい方なら、整形外科はぜひおすすめですよ。

このページの先頭へ

高橋 真治
平成21年度に大学院に入学しました。専門は脊椎外科です。今は主に臨床をしており、まだ本格的な研究はしていません。最初の1年間は脊椎の基本的な症例から大学病院ならではの難しい症例までを経験・勉強して、来年からの研究に生かせればと考えています。また、研究指導頂ける先生方や大学院の先輩方はたくさんおられますので、2年生からはその先生方にご指導頂きながら研究をします。大学院生の収入に関しては、週1日設けられている外勤やその他外来勤務等があるので、私には家族がいますが、普通に生活するためには十分の収入です。研究の時間もしっかり確保できます。このように研究する環境は整っていますので、来年度からの研究を楽しみにしています。

このページの先頭へ

研修医
岩井 正
岩井 正まずは、自己紹介から。岩井 正(いわい ただし)といいます。
私は、H20年3月に弘前大学医学部を卒業し、地元の大阪に戻ってきました。1年目は、済生会富田林病院で、2年目は、大阪市立大学医学部付属病院で研修しました。整形外科へは、学生時代から整形外科志望ということもあり、8ヶ月間研修させていただきました。脊椎グループ・関節グループをそれぞれ4か月ローテートし、以下に感想を書きます。
脊椎グループ
手術自体にびびり、上の先生(S先生・T先生)にびびりました。やっぱ、整形てこんな感じなんかなと、何もできない自分は思い知らされました…。最初の回診から、準備不足でしくじったり、、、。でも、まわりの先生は、温かく・厳しく・楽しく・冷たく、、、色々、気を使って下さいました。おかげで、なんとか、背骨のことわかったかな・・。
関節グループ
I先生の手術の速さに、びびりました。速いだけでなく、上手い、かっこいい。
あと、あの伝説のY先生との出会い。とてもいい先生で、医学的なことはもちろん、人間性に関しても、教えられました。叩きのめしては、癒してくれました。自分自身の悪い癖が思い知らされた4か月間でしたが、ちょっとは、成長できたかなと感じてます。
以上。もっと、詳しく知りたいと思ったら、一度、見学に来てください。なーんちゃって。
ここから、真面目に。
研修医の仕事は、病棟管理がほとんどです。
脊椎・関節といいますが、大きく
  1. 術前計画
  2. 手術
  3. 術後管理
があり、それぞれを知って、患者さんの入院前から動かないと仕事が間に合いません。それが出来てくると、それぞれをじっくり見れます。疲れているけど、勉強もなぜか頭に入りやすくなってきます。
正直、ローテート中、何度もくじけそうになりましたが、自分は整形外科以外はやっぱり考えられないと思いました。というわけで、今後も、引き続き頑張っていきますんで、よろしくお願いします。

このページの先頭へ

河合 茂明
自分は8月から11月の4ヶ月間整形外科での研修を選択しました。
前半2ヶ月は関節グループを後半2ヶ月は脊椎グループをまわらせてもらいました。
大学病院という特性上、市中病院でよくみられる骨折の治療はあまり経験できませんが、変形性関節症や人工骨頭壊死・腰部脊柱管狭窄症や頚椎症性脊髄症などの症例を経験できグループ内でも様々な専門分野のDr.がいるので広く深く勉強できると思います。
また、関節や脊椎グループの他にリウマチ・肩・ハンド・腫瘍グループも回れるので整形外科のほぼすべての分野を勉強できる機会があります。
初期研修として腰痛・関節痛などいわゆるcommon diseaseを経験でき、またそれに対する診察や処方や処置(関節注射・トリガーブロックなど)も経験できるので大変勉強になりました。特に整形外科的な診察や神経診察など学生時代自分はとても苦手でしたので、丁寧に上級医のDr.に教えてもらえるので研修終了時には一通りの診察はできるようになっていると思います。充実した研修が送れたと思います。

このページの先頭へ

野村 奈美
教授やオーベン、中ベンの先生を始め多くの先生方に、全く整形外科の内容がわからない状態から親切丁寧に教えて頂きとても感謝しています。診察方法や画像の見方、ブロック注射、プレゼン方法など多くの時間を割いて教えて頂きました。手技に関しても、腰椎穿刺や神経根ブロック、関節注射等様々な手技を経験することができ、大変勉強になった三ヶ月でした。

このページの先頭へ

宮井 理沙
私は研修医1年目の4月から3ヶ月間、ローテートの外科の選択期間を整形外科で研修させていただきました。学生時代に人工膝関節置換術の手術が1番おもしろかった事と、整形外科領域の疾患は何科に進んでも必要だと感じたからです。今、研修医が1年終わろうとしていますが、本当に整形外科をまわらせていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。
4月からの3ヶ月間であったため、まだ自分自身が医者ということに不慣れであり、また全てのことが初めてで緊張もとれない私に、整形外科すべての先生方に本当に親切にご指導いただきました。女性医師の少ない職場ではありましたが、非常にすんなり溶け込むことができ、当初から内科志望と話していた私にも、ローテート終了後も食事会や忘年会、勉強会に声をかけていただきました。また1年を通して研修医のための講義も月に1度開催され、充実した研修プログラムとなっていました。
私は関節グループで3ヶ月学ばせていただきましたが、関節内注射、神経ブロック等多くの処置も実際何度もやらせていただき、また手術も、リウマチや変形性関節症に対する人工関節置換術や前十字靱帯再建術など幅広く参加させていただきました。北海道で開催された学会にも連れて行っていただき、内容の詰まった3カ月を過ごすことができました。
高齢化を迎えている中、腰痛、肩こり、しびれ等整形外科的疾患を患っている患者さんは非常に多いものです。将来何科に進んでも、整形外科で学んだことを活かして頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。

このページの先頭へ

横井 卓哉
大阪市大にて卒後臨床研修を修了した横井と申します。私は1年目を外病院で、2年目を大阪市大病院にて初期研修を行いました。1年目は、外科、麻酔救急、循環器内科、消化器・腎臓内科の順に研修しました。
はじめの頃は分からないことも多く苦労しましたが、研修センター長の先生が大変良い先生で、励ましてもらいつつ、的確なアドバイスを頂くことができました。麻酔・救急の研修中は、整形外科の手術に入らせて頂ながら、救急外来に来る様々な外傷の患者さんを診ました。この時期に整形外科の手術に参加させてもらった事が、専門科を決めていなかった私にとって大きなターニングポイントとなりました。
循環器内科では心機能の評価やACSなど緊急性のある疾患、腎臓内科では透析患者の管理などを実際に診て研修することができ、将来につながる(心機能が悪かったり、透析患者さんで整形外科の手術をする人は多く、これからどんどん増えていくことでしょう)研修ができたと満足しています。2年目の選択科目は整形外科と、救命救急科を選択しました。
それは、緊急性のある場面でどのように考え行動すればよいのか、またICU管理されている患者の全身管理(人工呼吸器や緊急透析等々・・・)に興味があり、加えて交通外傷や墜落などで骨折をはじめとする外傷患者が多く、勉強になると思い選択しました。結果的にはこの選択は正解で、大変な場面も多々あり、4ヶ月程度の研修で身につくわけでは決してありませんが、将来につながる選択であったと思っています。
横井先生整形外科は、学生時代はあまり興味がなかったのですが、いざ選択して研修してみると、歩けなかった人が歩けるようになり、働けなかった人が働けるようになり、患者のQOLが確実に向上し、ひいては日本の生産力の向上につながるすばらしい科であると実感しています。みなさんにも是非、整形外科の素晴らしさ、楽しさを実感して頂ければ幸いです。

このページの先頭へ