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基礎研究(大学院)
研究紹介
当科では、整形外科で最も重要な課題の一つである骨軟骨代謝の研究を行い、それを利用した骨軟骨再生に取り組んでいる。大学院生を中心に、この分野では世界の最先端研究を行っている。
その1
骨再生に関しては、先代の髙岡教授が長年にわたって取りくんでこられた骨形成蛋白による異所性骨形成能を使った骨再生の基礎研究から前臨床研究まで広く行われている。
骨形成蛋白は齧歯類では非常に強力であるが、高等動物になるほど弱くなり、大量に投与する必要がある。そこで安価な骨形成因子の開発(矢野)、その量を少なくするために骨形成蛋白のシグナルを増強する方法の研究を行っている。骨形成蛋白とcAMP(徳原)、TNF-α阻害薬(江口、飯田)、ノギン(高山、間中)、カテコラミン(上村)による骨形成の促進
骨形成蛋白による脊椎固定の前臨床試験(堂園、松本)
骨形成蛋白による骨延長術の骨形成促進の前臨床試験(江口)
骨再生に関与する細胞の由来確認(矢野、安田)
大腿骨頭壊死とステロイドの関連(徳原)
その2
脇谷らは骨髄間葉系細胞移植による関節軟骨修復を世界に先駆けて行い、現在も臨床応用を行っている。さらにこの方法を実用的にするために、関節鏡視下で行える方法の開発、細胞調整施設を不要とするための自動培養装置の開発、さらに細胞を必要としない再生方法の開発を行っている。
骨形成蛋白による関節軟骨再生(徳原、福永)
靱帯、半月板の再生(仲)
骨軟骨形成過程における性ホルモンの影響の解明(渭川)
糖鎖の軟骨代謝に及ぼす影響(飯田)
脊柱不安定症の靱帯における軟骨形成(ナジブラ;アフガニスタンからの留学生)
変形性関節症の診断方法の開発
その3
関節リウマチグループでは、日ごろの臨床診察上、「やせている患者より太っている患者の方が疾患の活動性が低いのではないか?」という疑問を解明するために、「肥満が関節炎の発症進展に与える影響について」というテーマを掲げて、食欲抑制物質であるレプチンに注目し、高脂肪食で肥満を誘導したマウスに、誘発性関節炎をおこすことにより、炎症の発症進展に対する影響について研究している(杉岡、岡野)
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2009年の業績紹介
PDFをご覧ください。
海外の学会で発表するスタッフ(左)と大学院生(右)
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