大阪市立大学附属病院 小児科・新生児科
 

小児科・新生児科トップごあいさつ

 私達の小児科教室は65年前の1944年(昭和19年)に開講されました。今日に至るまで地域の小児の健康保持のみならず小児科学の発展のためにその一翼を担わせていただき、今日に至っております。
  わが国の小児科は新生児から思春期までの子どもを対象とし,代謝疾患、内分泌疾患、アレルギー疾患、血液・悪性腫瘍疾患、循環器疾患、神経疾患、腎疾患、心の問題・・・などなど広範囲な領域を対象としております。また、診療のみならず教育、研究といった使命もありますので、なかなか大変であります。
  現在、教員9名、非常勤医師13名がそれぞれのグループに所属し、一般小児疾患とそれぞれの専門領域で診療、研究、教育に携わっております。
  平成19年に山野名誉教授が日本小児神経学会を開催され、平成22年には田中あけみ准教授が日本先天代謝異常学会を、同門の藤田敬之助先生(大阪市立総合医療センター)が日本小児内分泌学会を開催させていただくことになっております。また、同門会員である淀川キリスト教病院の船戸正久先生も平成22年に日本未熟児・新生児学会を開催される予定です。このような学会を開催させていただくことは、小児神経、先天代謝異常、小児内分泌、新生児の領域での研究が評価された結果であり、これからも、続けて小児科の各専門領域で頑張ってゆきたいと思っております。
  このような診療・研究のみならず、多くの可能性をもった子ども達の将来のために、また多くの能力を秘めた医学部学生のために、入局された若い小児科医の成長のために、私達の教室がお役に立つ教室でありたいと願って教室を運営させていただております。

1944年 京都大学より永井秀夫教授を迎えて開講
1951年 永井秀夫教授が京都大学教授として赴任
1952年 久留米大学より高井俊夫教授を迎える
脂質代謝の研究は、その後の母乳化粉乳開発の基礎資料となる未熟児の蛋白所容量を定めることに成功
1956年 北館が完成し、2階東に一般病棟35床、未熟児室22床を持つ
この未熟児室はケルン大学のそれを範にした、当時のわが国の代表的施設で、未熟児室の先駆けとなった施設であった
1960年 第63回日本小児科学会を主催
大浦敏明講師らが当教室での最初のフェニルケトン尿症(PKU)患児を報告し、治療用アミノ酸乳の開発、治療基準の検討、その病態などの一貫した研究を行い、現在ルーチン化されている新生児マス・スクリーニングにまで発展させた
1968年 小児科病棟が東館4階に移転
1969年 高井俊夫教授が定年退職
1970年 東北大学より多田啓也教授を迎える
この頃より、リピドーシスやムコ多糖症の研究が開始され、産婦人科学教室と共同で出生前診断の取組みが始まる
1977年 多田啓也教授が東北大学教授として赴任
1978年 一色玄教授が就任
1979年 大阪市に中央急病診療所が開設されたのと同時に医局より医師を派遣し、大阪府医師会と一致協力して大阪市の救急医療に貢献
1982年 第25回先天小児代謝異常研究会主催
1985年 大浦敏明先生がInternational Association for The Sientific Study of Mental DeficiencyからDistinguished Achievement Awardを受賞
1986年 第20回日本小児内分泌学会主催
1987年 第15回代謝異常スクリーニング研究会・第10回技術者懇談会主催
1988年 一色玄教授10周年祝賀会
1990年 第8回小児糖尿病カンファレンス主催
第40回日本体質学会主催
1993年 新病院完成 小児科病棟は新病院17階に移転
培養細胞による先天代謝異常診断開始
第6回近畿小児科学会主催
多田啓也名誉教授学士院賞受賞
永井秀夫名誉教授逝去
第1回近畿小児内分泌研究会設立
1995年 NICU認可
第73回日本小児精神神経学会主催
1996年 第43回近畿学校保健学会主催
1997年 高井俊夫名誉教授逝去
大阪市立大学医学部附属病院が特定機能病院の認可を受ける
1998年 新研究棟が完成 医局は新研究棟7階に移転
日本臨床栄養学会主催
第4回小児思春期糖尿病研究会主催
医学部学生ベッドサイドボランティア活動導入
1999年 一色玄教授が定年退職
山野恒一教授就任
2000年 大阪市立大学医学部が大学院大学となり大阪市立大学大学院医科学研究科臨床医科学専攻生殖発達医学大講座発達小児医学分野に変更
2001年 多田啓也元教授が勲二等瑞宝章受章
鶴原常雄先生が大阪府医療功労賞受賞
2002年 第17回近畿小児科学会主催
小児救急公開フォーラム主催
新研修医制度開始
2004年 楠田聡先生が東京女子医科大学母子総合医療センター教授に就任
2006年 公立大学法人大阪市立大学の設立認可
大阪市立大学の設置者が大阪市から公立大学法人大阪市立大学に移管
2007年 第49回日本小児神経学会主催
大阪市立大学附属病院が日本医療機能評価機構より病院機能評価の施設認定を受ける
2008年

山野恒一教授が日本小児科学会副会長就任

    2009年

鶴原常雄先生が日本小児科学会小児保健賞を受ける。

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