小児科病室は病院17隗西病棟の小児医療センター内にあります。小児医療センターは診療科間の連携をはかるべく、2008年夏に運用が開始されました。小児科(小児内科)の他、外科系、整形外科系を含め、子供に関わるすべての病気を取り扱っています。小児科では大学病院として専門性の高い、高度の医療を提供すべく、各専門グループからなる主治医チームがそれぞれの疾患の診療にあたっています。医師スタッフの他、小児看護を専門とする30名の看護師スタッフと2名の病棟保育士が、栄養部、検査部、放射先部、薬剤部など中央部門との連携のもと、患児の診療とお世話にあたります。患児のQOLに配慮し、できるだけ短い日数で最大限の医学的効果があがるべく、効率的なベッド運用や救急自体への即応にも力を入れていきたいと考えております。お子さんの医学的状況や年齢によってはつきそいをお願いする場合があります。
小児科で入院診療をしている疾患の種類について、過去実績をもとにリストを示します。
※ 白血病、小児悪性腫瘍
※ 小児免疫疾患及び膠原病、川崎病
※ 小児神経疾患(難治性けいれん、脳性マヒ、先天異常、変性疾患、神経感染症)
※ 先天性代謝異常(アミノ酸代謝異常、糖原病、ガラクトース血症、ムコ多糖症、有機酸異常、脂質代謝異常)
※ 内分泌疾患(下垂体、副腎、甲状腺、カルシウム関連、性腺思春期異常)
※ 糖尿病(1型、2型)、肥満症
※ 先天性心疾患
※ アレルギー疾患(喘息、重症アトピー性皮膚炎)
※ 消化器疾患
※ 一般感染症(結核、麻疹、水痘、インフルエンザを除く)
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