大阪市立大学附属病院 小児科・新生児科
 

小児科・新生児科トップ学生・研修医の方

T 臨床研修終了後について
U 小児科研修システム
V 大阪市立大学小児科の特徴
W 大阪市立大学医学部 小児科教室とその関連・協力病院


大阪市立大学医学部小児科教室およびその関連・協力病院で一緒に学び,研究を希望される方下記へご相談下さい。

大阪市立大学大学院
医学研究科 発達小児医学
担当:若原良平
〒545-8585
大阪市阿倍野区旭町1-5-7
TEL:06-6645-3816
FAX:06-6636-8737
E-mail:ped@med.osaka-cu.ac.jp

ごあいさつ

平成16年4月から卒後研修が義務化され,皆様方はより多彩な疾患を多く経験でき、しっかりした研修システムを持った病院を選択すべく努力されていることと思います。大変素晴しいことと敬服致します。小児科医として成長される為に、臨床研修は必須でありますが、私達はその上にResearch-mindedな小児科医に育って頂きたく思い、若い先生方にかかわらせていただいています。私達の小児科研修とその後の研修・研究コースについてご紹介させて頂きます。
教授 新宅 治夫

T 臨床研修終了後について

 小児科は総合診療科のように小児疾患全般をカバーするとともに、小児神経、小児内分泌、小児循環器等々多くの専門分野を含む臨床科であります。私達は将来皆様方がいずれかの分野の専門家として医学会をリードしていく小児科医になって頂きたく願っております。大学院へ進学して研究することを薦めたいと考えています。当科の各専門グループの診療と研究の一端をお示し致します。

1. 神経グループ:
てんかんを中心に脳炎・脳症、神経筋疾患、脳性麻痺、発達障害など幅広く診療し社会的な活動もしています。小児の脳磁図(MEG)の研究では我国で先駆的な役割を果たしています。基礎研究として、けいれん重積時のサイトカインの発現とホルモンレセプターへの影響を形態学的、分子生物学的手法で解析しています。

2.代謝グループ:
フェニルケトン尿症、ビオプテリン欠乏症、ムコ多糖症等では日本有数の患者数を抱え、診断と治療において指導的な役割を果たしています。研究では上記疾患を中心に遺伝子診断、分子遺伝学的研究、細胞治療、遺伝子治療の研究で数多くの業績があります。

3.内分泌・糖尿病グループ:
小児1型糖尿病の患者数は日本で最も多く、糖尿病キャンプをはじめその日常生活の指導にも力をいれています。下垂体、甲状腺、副腎、性腺思春期発来異常の多様な患者の治療を行い高い評価を得ています。糖尿病の新しい治療法の開発と発症メカニズムの研究、また、成長に関わる細胞生物学的研究と人類学的アプローチによる低身長や肥満の学際的研究を行っています。

4.新生児グループ:
新生児専門医の研修指定施設で年間十数例以上の超低出生体重児をはじめ未熟児、病的新生児の治療を行っています。研究では日本に数台しかないmicro PETを用いた新生児仮死の研究、新生児の慢性肺疾患と細胞増殖因子の治療研究で成果を上げています。

5.血液悪性腫瘍グループ:
小児のすべての血液悪性腫瘍−頭の先からつま先まで−について治療研究を行っています。移植療法ではその関連死亡が0というすばらしい成績をあげています。長期入院となる子供たちが多く、入院生活支援や発達発育支援にも力をいれています。

6.消化器グループ:
消化管の出血性もしくは慢性炎症性疾患に対するカプセル内視鏡診断では先駆的な役割を果たしています。研究では、小児の消化管粘膜免疫機構の解明とiPS細胞技術を基盤とした小児の粘膜疾患の病態解明、新規予防・治療法の開発をすすめています。

7. 腎臓病グループ:
慢性糸球体腎炎でのカクテル療法、新生児期の腎不全患者への腹膜透析と腎移植へと治療研究を行っています。本邦唯一のネフローゼ症候群の患者会(ソラマメの会)をサポートしています。疫学調査や免疫抑制剤を用いた新しい治療法の開発を行っています。


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