平成14・15・16年度年次計画
研究項目
平成14年度
平成15年度
平成16年度
1.疲労の分子神経メカニズムに関する研究  
第 II 期
 
(1)ヒト慢性疲労病体の研究      
@慢性疲労症候群(CFS)の全体像の解明
CFSの病因・病体の全体像の解明
A慢性疲労とCFSの遺伝子多型解析
セロトニントランスポーターの遺伝子多型解析
易疲労性遺伝子背景の解明
B感染疾患と慢性疲労
ボルナ病ウイルス・サイトカン・RNaseLの解析
前3者からの慢性疲労の分子機序
C慢性疲労と自己免疫
ウイルス再活性化タンパクの解析
自己抗体の解析
自己抗体の形成とウイルス再活性化
D慢性疲労の脳・全身代謝病態
JVSマウスの脳・全身代謝機能
左記代謝病態の慢性疲労への統合研究
E慢性疲労の精神病理と神経伝達物質動態
アセチルカルチニンの脳内取り込み代謝
慢性疲労の精神神経病理
慢性疲労の神経伝達物質動態
F小児型慢性疲労病態とリズム障害
コリン代謝障害の脳機能・ リズム生涯への経路解析
不登校児の脳エエルギー代謝障害の解析
       
(2)疲労の分子神経機構とセンシング機構の研究
主に感染モデルの共通項の解析
共通項における分子神経メカニズムの解析
@疲労動物に共通の分子神経メカニズム
脳酸化の基づく疲労の共通項の解析
共通項における分子神経メカニズムの解析
A疲労の分子過程における神経細胞死
疲労動物における神経細胞死の解析
神経細胞死と上記共通機構との相関係
B高次脳機能と疲労
サルの学習など高次脳機能の疲労の解析
ヒトとサル、動物の疲労の比較
C睡眠障害と疲労
断眠による疲労動物の分子神経機構
睡眠障害より疲労を来す分子機構の解明
D慢性疲労患者における睡眠障害  
慢性疲労患者における睡眠障害の計測

2.疲労制御技術の開発      
(1)疲労度の定量評価法の確立      
@疲労の量と質の疫学調査
CFSなど慢性疲労の病因的・社会的調査
疲労の度合いとCFSの関連調査
A身体行動モニター・精神機能検査による評価法の確立
第I期評価法の実施と新しい方法の開発
疲労評価法全体の適用検証
B非侵襲的脳機能検査による評価法の確立
fMRI・PETを用いた疲労評価法の開発
fMRI・PETなどを用いた評価法の確立
C交通による疲労の評価と交通事故防止への提言
長時間ドライブシミュレーションによる疲労評価
ドライブ中の休憩評価と交通事故防止への提言
       
(2)疲労回復方法の科学的検証と確立      
@疲労リセット機構に立脚した疲労回復法
疲労回復促進動物の回復因子の解析
回復因子増強策に基づく疲労回復法の考察と検証
A酸化ストレス防御機構を介する予防回復効果
酸化ラジカルを軽減する方法の試み
抗酸化に基づく疲労回復法の確立
B神経伝達制御系を介する予防回復効果
セロトニン系及びモノアミン系の制御改善による研究
神経伝達制御による疲労回復法の開発
C神経内分泌代謝系を介する予防回復効果
アセチルカルニチンなど神経内分泌代謝系の改善研究
左記方策に基づく疲労回復法の開発
D心理的アセスメントによる予防と回復
笑いや心理アセスメントによる回復法の検証
笑いや心理アセスメントによる予防法の開発
E慢性疲労症候群に対する治療法の確立
慢性疲労症候群に対する治療法の確立
F新知見に基づく疲労回復・予防法の開発
第I期成果に基づく新規方法の開発
班研究の新知見に基づく方法・薬剤の開発
G疲労回復と過労予防に関する国民への提言
疲労回復・予防に関する調査
班研究成果からの疲労回復・予防に関する国民への提言

3.研究推進の方策      

4.研究進歩管理      

平成11・12・13年度年次計画