金子　明

教授

マラリア学

1982年弘前大学医学部卒業後、臨床研修を経て1984-1987年弘前大学医学部寄生虫学教室助手。この間1984年にバンコク、マヒドール大学において熱帯医学・衛生学Diploma取得後、1985-1987年JICA専門家としてインドネシア・北スマトラにおけるマラリア対策に従事。1987-1994年WHOマラリア専門医官として南西太平洋ヴァヌアツにおけるマラリア対策に従事。1995年弘前大学で医学博士の学位取得後、1995-2004年東京女子医大国際環境。熱帯医学教室助教授。この間マラウイ、ケニア、ガーナ、カンボジア、ベトナム、パプアニューギニア、ヴァヌアツ等において多領域に関わる現地マラリア調査研究を展開するとともに、1995年よりカロリンスカ研究所との共同研究を開始し、1999年PhDの学位、2004年Docent（准教授）の職位をカロリンスカ研究所にて取得。2005年からはカロリンスカ研究所上席研究員として島嶼マラリア研究グループを主催、2006年からは長崎大学熱帯医学研究所客員教授を兼任、2010年10月1日より現職。