2003年06月06日 16:45

PE_BUGBEAR.B

別 名:
バグベア
W32.Bugbear.B@mm
Win32.Bugbear.B [CA]
W32/Bugbear.b@MM [McAfee]
PE_BUGBEAR.B [Trend]
W32/Bugbear-B [Sophos]
I-Worm.Tanatos.b [KAV]
W32/Bugbear.B [Panda]
Win32/Bugbear.B@mm [RAV]

 感染したマシンの受信メールボックスからメッセージを選び、
そのメッセージに自身を添付して返信することで拡散します。
また、感染したシステムから収集したすべてのメールアドレスにも自身を送信します。
さまざまな件名をつけて独自のメッセージを作成することさえします。  

また、感染したシステムとハードディスクを共有している場合、
そのハードディスクも危険にさらされます。Bugbear.Bは自身を30種類以上のプログラムに添付し、
これらのプログラムが起動したときに実行されます。このウイルスはPCに「バックドア」を設け、
ポート1080にインターネットから侵入できるようにします。
またユーザーのキー入力の内容を記録する「キーロガー」というプログラムをインストールするため、
個人データやパスワードを盗まれる恐れもあります。
さらにこのウイルスは、アンチウイルスソフトが走っている場合、
これをシャットダウンしようとまでします。

ウイルス対策各社はこのウイルスに対応したパターンファイルを公開しています。
最新バージョンのパターンファイルを適用させるのをおすすめします。 


シマンテック
5段階の危険度のうち「4」として警告。
▽メーカー詳細ページ
http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/data/w/w32.bugbear.b@mm.html

トレンドマイクロ
5段階の危険度(VAC-1が最大)のうち、「VAC-3」として警告。
▽メーカー詳細ページ
http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=PE_BUGBEAR.B

日本ネットワークアソシエイツ
危険度「高」として警告。
▽メーカー詳細ページ
http://www.nai.com/japan/virusinfo/virB.asp?v=W32/Bugbear.b@MM

 
ウィルス名
  • PE_BUGBEAR.B

  • 発見日
    2003年06月
分類
  • ワーム
発生場所
  • 米国、ヨーロッパ(英独仏)および日本国内
感染対象
  • Windows 95, 98, ME,NT, 2000, XP