2003年08月19日 12:30

W32.Dumaru@mm

 W32.Dumaru@mmは、感染したマシンにIRC Trojanを投下を行い、大量にメール送信を行うワームです。このワーム自身が独自のSMTPエンジンを使用して、特定の種類のファイルから収集を行ったメールアドレスに対して自分自身を添付したメールを送信を行います。

このワームが送信したメールには、次のような特徴があります。

差出人: "Microsoft" <security@microsoft.com>
件名: Use this patch immediately !
本文:
Dear friend , use this Internet Explorer patch now!
There are dangerous virus in the Internet now!
More than 500.000 already infected!
添付ファイル: patch.exe

上記のような、メールを送信されたり、受信したりする。

また、win.ini, system.iniの各種のファイルの改ざんを行い、ファイル自身を破壊する事もあります。

以上のような事が症状として考えられますので、ご注意ください。

現在、ウィルス対策会社は、このウィルスに対するパターンファイルを提供していますので適応しておく事をお勧め致します。



シマンテック

5段階の危険度のうち「3」として警告。
▽メーカー詳細ページ http://www.symantec.co.jp/region/jp/sarcj/data/w/w32.dumaru@mm.html


 
ウィルス名
  • W32.Dumaru@mm

  • 発見日
    2003年08月16日
分類
  • ワーム
発生場所
  • 世界中
感染対象
  • Windows