2004年11月02日
対象:Windows
MS04-034 : 圧縮 (zip 形式) フォルダの脆弱性により、コードが実行される (873376)


対象:
 ・Microsoft® Windows® XP
 ・Microsoft Windows Server™ 2003


特別な細工がされた圧縮ファイルを処理する方法に、未チェックのバッファが存在するため、
圧縮 (zip 形式) フォルダにリモートでコードが実行される脆弱性が起こります。
攻撃者が、圧縮ファイルを作成することによってこの脆弱性を悪用し、
ユーザーが悪質な Web サイトを訪問した場合、リモートでコードが実行される可能性があります。
攻撃者はこの脆弱性を悪用し、そのコンピュータの完全制御を取得する可能性があります。
しかし、攻撃者がこの脆弱性を悪用するには、ユーザーが操作することが必要条件となります。

上記の脆弱性により、悪意のあるユーザーこれらの脆弱性の最も深刻なものを悪用した場合、
プログラムのインストール、データの表示、変更、削除または完全な特権を持つ新しいアカウントの作成など、
影響を受けるコンピュータを完全に制御する可能性があります。
修正プログラムがMicrosoftよりリリースされました。

この更新はマイクロソフトが定義した4段階の深刻度評価システムのうち、
「セキュリティ問題の危険性 (深刻度) は 緊急 レベル」
として、修正ファイルの適用を呼びかけています

WindowsUpdateを利用すれば自動的に適用されます。


▼マイクロソフトの詳細ページ

http://www.microsoft.com/japan/technet/treeview/default.asp?url=/japan/technet/security/bulletin/ms04-034.asp

▼マイクロソフトの詳細ページ(イラストを交えて解説)

http://www.microsoft.com/japan/security/security_bulletins/MS04-034e.asp


▼セキュリティ情報 for Mobile(携帯電話、PDA などのモバイルツールからもセキュリティ情報をご覧いただけます。)

http://www.microsoft.com/japan/support/mobile/bulletin.aspx?secid=MS04-034





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