2005年11月08日
対象:Microsoft Windows
MS05-050 : DirectShow の脆弱性により、リモートでコードが実行される (904706)


対象:
 ・Microsoft® DirectX® 7.0
 ・Microsoft DirectX 8.0、8.0a、8.1、8.1a、8.1b、8.2
 ・Microsoft DirectX 9.0、9.0a、9.0b、9.0c
 以下の Windows は、DirectX を含むため、影響を受ける可能性があります。
 ・Microsoft Windows® 98
 ・Microsoft Windows® 98 Second Edition
 ・Microsoft Windows® Millennium Edition
 ・Microsoft Windows 2000
 ・Microsoft Windows XP
 ・Microsoft Windows Server 2003
 注意:DirectX は、ゲームソフトなどいろいろな製品と共にインストールされることがあります。


ユーザーが管理者ユーザー権限でログオンしている場合、この脆弱性で、
攻撃者により影響を受けるコンピュータが完全に制御される可能性があります。
攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除、
または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。
コンピュータでユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、
管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。
修正プログラムがMicrosoftよりリリースされました。

この更新はマイクロソフトが定義した4段階の深刻度評価システムのうち、
「セキュリティ問題の危険性 (深刻度) は 緊急 レベル」
として、修正ファイルの適用を呼びかけています

WindowsUpdateを利用すれば自動的に適用されます。

▼マイクロソフトの詳細ページ

http://www.microsoft.com/japan/technet/security/Bulletin/MS05-050.mspx

▼マイクロソフトの詳細ページ(イラストを交えて解説)

http://www.microsoft.com/japan/security/bulletins/ms05-050e.mspx


▼セキュリティ情報 for Mobile(携帯電話、PDA などのモバイルツールからもセキュリティ情報をご覧いただけます。)

http://www.microsoft.com/japan/support/mobile/bulletin.aspx?secid=MS05-050




 

戻る