大阪市立大学 大学院医学研究科 泌尿器病態学

学会報告(2011)

AUA(American Urological Association)14-19 May 2011 Washington DC 学会記
北 和晃

2011年度AUAがワシントンDCで開かれ、出席しましたので報告します。参加メンバーは井口先生、北本先生、西原先生、鎌田先生、北でした。

ワシントンDCは国会議事堂やFBIや最高裁判所や議会図書館など多くの行政機関が集合した都市ですが、特に見どころとして有名なのがスミソニアンです。スミソニアンとは19からなる博物館・美術館・動物園で構成される世界最大級の博物館群で、国や個人、企業からの支援で運営され、無料で見学することができます。今回のAUAでは、レセプションパーティーがスミソニアン博物館の一つである国立航空宇宙博物館で行われるということで見学することができましたので、後ほど紹介させてもらいます。ワシントンへはシアトルで飛行機を乗り継いで約15時間と長時間でしたが、夕方発のフライトで、ほとんどの時間を寝て過ごしていたため、あっという間についた印象でした。これまでのワシントンのイメージは都会でビルがひしめいていると思っていましたが、実際には緑と公園が多く、歴史的な建物も多く落ち着いていて住んでみたくなるような街並みでした。
学会はワシントンの中心にあるコンベンションセンターという巨大な会議場で行われました。会場は4階建てですが、敷地面積が広く、先日の日本泌尿器科学会の開かれた名古屋国際会議場の倍くらいある感じでした。2011年度の地球の歩き方にもAUAの記載がされており、ワシントンDCで開催されるコンベンションのなかでも参加者予定数が上位になるほど規模の大きな学会でした。
ケーブルカーから
霧がかったゴールデンゲートブリッジ
学会に参加して、まず驚いたのが、メイン会場で行われているPlenary Sessionの会場の大きさと人の多さでした。少なくとも1000人以上の見学者がおり、演者はモニター画面でないと、顔が識別できないほど遠い壇上で口演していました。私が見学しているときに発表されていたのは腎部切の際の阻血が術後腎機能に与える影響についてでした。残念ながら、英会話が得意でないため画面を眺め、内容はぼんやりとしか分かりませんでしたが、海外の学会の雰囲気に圧倒されてしまいました。その他にも、日本の学会と異なる点で印象的だったのが、口演の発表後の質疑応答でした。質問のある人が部屋の中心にあるマイクの前に並び、順に質問をしていくというスタイルでした。自分が演者だと想像して、ずらっとマイクの前に並ばれると、質問に英語で答えられるか、緊張して固まってしまう自分を想像してしまいました。

 冒頭でも紹介しましたが、国立航空博物館で行われたレセプションパーティーはとにかく華やかでした。会場の一角では歌手によるコンサートが行われ盛り上がっており、いたるところで歴代の飛行機や戦闘機やスペースシャトルを見ることができました。通常の博物館の入場時間は17:30までであり、今回のパーティーは夜に開催されたため、普段は見られないライトアップされた展示品を見ることができ、興奮してしまいました。日本では博物館で学会のレセプションは難しいと思いますので、さすがアメリカでの学会はスケールが大きく遊び心を感じ、感心しました。

 海外の学会に主席したのは今回が初めてで、とてもいい体験ができました。国際学会に参加することは異文化に触れることができるチャンスだと思いますし、英語の勉強や今後の研究や臨床のモチベーションを高めることになり、今後も機会があれば出席し、演者としても参加できるようにしていきたいと思います。

AUA 2011に参加して
大阪市立大学大学院医学研究科泌尿器病態学
鎌田 良子

2011年5月14日から5月19にかけて、米国Washington.D.CでAmerican Urological Association (AUA) が開催されました。大阪市立大学泌尿器科医局からは、井口太郎先生、北本興市郎先生、西原千香子先生、北和晃先生と鎌田が参加しました。14時間の時差を超え、ホワイトハウスやリンカーン記念館、国会議事堂など錚々たる観光名所が立ち並ぶ米国首都、Washington.D.C.へ到着しました。
会場となったWashinton Convention Centerは都心部ですが、緑豊かで広々とした印象を強くうけました。歓迎レセプションはスミソニア博物館で行われ、映画のセットさながら華やかな会となりました。



第106回となる今回のAUAでは画期的な研究、新たなガイドライン、最新泌尿器科医学についての画期的な研究について世界各国の泌尿器科医が集まりました。大阪市立大学井口太郎先生は腎結石に対する体外衝撃波結石破砕術とCKDとの関係について発表、質疑応答されました。
展示会場ではda Vinciを実際体験することができ、日々進歩する医療技術に興奮しました。
Washington.D.C.でのAUA参加の後、観光へと向かいました。軽装に身を包み、それぞれ旅行本を手に、向かった大自然は、想像を絶する程の大雪でした。まさか5月に吹雪を体験するとは、何事も事前のリサーチは重要だと身にしみて学ぶこととなりました。
翌日には、山の景観を360度体感できるZIPLINEをしました。腰に巻かれた金具とロープ一本で空中に放り出されたあとは、高所恐怖症も吹き飛ぶ程の爽快感。まさに非日常的経験でした。
頭も体も新しい経験でアッと言う間に過ぎた一週間のアメリカ滞在。細かいアクシデントは多少ありましたが、5人無事に帰国することができました。 道中、流暢な英語と行動力で今回の素晴らしい体験をさせてくださった井口先生、また寛大なお心でこの機会を与えてくださった仲谷達也教授に、この場をお借りして、改めて御礼申し上げます。

 

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