大阪市立大学 大学院医学研究科 泌尿器病態学

学会報告(2013)

AUA2013 Annual Meetingに参加して
大阪市立大学医学部泌尿器病態学講座  南 彰紀

2013年5月4日-8日に開催されましたAUA(American Urological Association)2013 Annual Meetingに参加して来ましたので報告させていただきます。

会場Messe Berlineにて3人で(左から町田Dr、内田Dr、壁井) 今年のAUA Annual Meetingはカリフォルニア州のサンディエゴで開催され、大阪市立大学からは鞍作克之先生・井口太郎先生・西原千香子先生と私の4人が参加しました。サンディエゴは、西海岸のメキシコ国境に隣接しており、気候が安定していてマリンスポーツ等でアメリカでも人気の都市と言われています。また、サンディエゴ動物園や海のテーマパークであるシーワールド、ラ・ホヤ海岸などの観光スポットもあります。今回の会場はダウタウンに程近いSan Diego Convention Centerで行われました。ホテルに到着後会場15分程度歩くと向かうとまずその広さに驚きました。さらに、Plenary Sessionは1000人程度入るよう規模に巨大なスクリーンも用意されており規模の大きさが実感されました。企業ブースでは、日本では治験段階の新規前立腺癌治療薬も一部発売されおり、大々的に宣伝されていました。また、前立腺癌に関しては基礎研究も含め数多くのSessionがありその力の入れ具合からも今後発展が伺えました。ロボット支援手術のデモ機も、日本に導入されて間もない最新機種が展示されており、体験してみると微細な動きなどその性能の良さに驚きました。その後、鞍作先生・井口先生の留学時代の上司である先生のお招きがあり、ハンガリーのAUA Sessionに参加することができました。そこでも前立腺癌がTopicsの中心であることや泌尿器科医のなり手が少ない(海外に出てしまうため)ことなど熱のこもった講演がされており、日本から来た私たちにも皆さんが非常にフレンドリーに接して頂きました。
レストランでドイツ人と乾杯
また、サンディエゴには退役した空母であるMidwayが博物館として停泊されおり、今年のAUA Receptionはそこを会場として催されました。空母の館内は多数の戦闘機やペリコプターが展示されおり直接入ることもでき、また音楽のライブで演奏されていたために華やかな雰囲気でした。空母からはサンディエゴの夜景も一望でき、日本とは違う電飾が輝いていました。

AUA Meeting以外では、会場すぐにSan Diego Padresの本拠地であるペトコパークがあり偶然にもナイトゲームが開催されていたためにチケットを手に入れ観戦してきました。非対称な球場設計や鳴り物のない応援、グランドと観客席の近さなど日本のプロ野球とは違った雰囲気を味わえ、地元チームを応援する熱気に溢れていました。


 今回の滞在では、私の荷物が一時ロストとなり1日遅れで着いたことや帰国の飛行機が欠航になり成田空港経由で帰国したことなどで苦労しました。また、先述の動物園やシーワールドは観光できませんでした。しかしながら、温暖ながらも乾燥した気候やダウンタウンの治安の良さ、食事の面からもまた機会があれば訪れたいと考えました。また、学会規模や方法なども興味深い点が数多くありました。今後は私自身がAUAで発表できるよう精進していきたいと思っております。



 

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