大阪市立大学 大学院医学研究科 泌尿器病態学

専門外来の案内と紹介

【性機能外来(ED外来、男性更年期外来-LOH症候群外来-)】 (火曜日:午前)

性機能外来は毎週火曜日の午前(初診の受付は10時30分まで)に専門外来として開設しております。

性機能外来はED(勃起障害)と男性更年期障害(LOH症候群)を主な対象としております。EDは大きく、血管や神経の障害、内分泌異常に伴う器質性EDと、ストレスやうつ病等の神経疾患に伴う機能性EDに大きく分類されます。糖尿病や、動脈硬化症、高血圧を持つ患者さんではEDの頻度は高くなります。外来ではこれらEDの原因の精査および治療を「2008年ED診療ガイドライン」に基づいて行っています。ED外来では問診と診察、テストステロン等ホルモン検査等の血液検査を最初に行い、必要に応じて専門的な検査を追加します。治療として、バイアグラ、レビトラ、シアリス等のPDE5阻害剤と漢方薬が中心となります。

男性更年期障害はLOH症候群または加齢男性性腺機能低下症候群とも呼ばれ、男性ホルモン(テストステロン)が低下することが原因です。発汗、めまい、動悸などの身体症状の他、イライラする、集中力が低下するなどの精神症状や、勃起力が弱くなるなどの性機能障害の症状が出現します。2007年に「加齢男性性腺機能低下症候群(LOH 症候群) 診療の手引き」が刊行され、マスコミ等にも取り上げられて一般的に認知される疾患となりました。

「加齢男性性腺機能低下症候群(LOH 症候群) 診療の手引き」に基づいて男性ホルモン(テストステロン)を測定し、テストステロン低値の患者さんに対して、患者さんには男性ホルモン(テストステロン)補充療法を施行し効果を上げています。またテストステロンの値が境界域の患者さんには、症状に合わせて漢方薬の治療も行っております。
性機能障害は一般的に命にかかわる疾患ではないですが、男性の生活の質に大きく影響します。悩んでおられる方は、一度勇気を出して受診されることをお勧めします。

担当:鞍作克之