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HOME > あべの医っちゃんねる > 国際交流 > アジアの消化器医療の臨床研究拠点構築を目指し、香港中文大学医学部と国際消化管研究センター設立に関する調印式を行いました

国際交流

アジアの消化器医療の臨床研究拠点構築を目指し、香港中文大学医学部と国際消化管研究センター設立に関する調印式を行いました

大阪市立大学医学部は、ともにアジアの消化器臨床研究をリードする香港中文大学医学部と連携し、アジアの消化器医療の臨床研究拠点の構築を目指した研究センター「国際消化管研究センター(英語名:SAMURAI GI Research Centre)」を設立することで合意し、5月1日に調印式を行いました。
調印式は、関係者の見守る中、センター長に就任する荒川哲男教授(医学研究科長兼医学部長)、副センター長に就任するFrancis KL Chan本学客員教授(香港中文大学医学部長)による署名や固い握手等を経て進められ、関係者による懇談の後、消化器医療の発展の為に力の結集することを約束して閉会となりました。

センター設立の背景と目的

 消化器分野は、食文化や生活習慣の違い、さらには遺伝子の違いなど、民族としての違いが臨床データに現れやすい分野だと考えています。
 しかしながら、欧米諸国とアジア諸国の消化器分野における臨床研究の実績を比べると、欧米諸国での研究の方が進んでいます。
 その為、欧米人のデータを中心に治療や投薬のガイドラインが作られ、日本を含めアジア諸国においてもそのガイドラインに基づいた治療や投薬が行われているのが実態です。
 私達は、この実態を憂慮し、アジア人のデータを元にした、アジア人のための治療法や治療薬の開発を進めなければならないと考え、そのためにもアジアにおける臨床研究のレベルアップを進めて行かなければならないと考えました。
 その施策として、日本を中心にアジアの20施設が連携した臨床研究チーム「SAMURAI (代表:荒川哲男)」を設立し、活動を展開してきましたが、今回、その拠点となり、より質の高い臨床研究を推進するべく、本センターを設立するに至りました。

センターが担っていく役割、展開する取り組み

国際消化管研究センターでは、本学医学部と香港中文大学医学部の連携により、以下の様な事業を展開して行きます。
センターの概要
国際消化管研究センター
名称
SMAURAI GI Research Centre
英語名
大阪市立大学大学院医学研究科 消化器内科学
事務局
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