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新任教授のご紹介

2021年度

臓器器官病態内科学講座
膠原病内科学 橋本 求

 令和3年4月1日付をもちまして膠原病内科学の教授に就任いたしました橋本求です。
 膠原病内科学は、旧膠原病内科と旧内分泌・骨・リウマチ内科のリウマチ部門を統合し、膠原病・リウマチ性疾患を総合的に診療する一つの独立した講座として本年度より新たに創設された教室です。
 膠原病・リウマチ性疾患の症状は全身多岐に渡りますので、大学病院の利を生かし、病態に関連する各診療科との連携を緊密にとりながら診断・治療にあたっていきたいと思います。教育面では、十分な専門知識の習得と全人的な全身管理ができるリウマチ専門医を多数育成し、膠原病・リウマチ性疾患の地域診療の充実に貢献してまいります。また研究面では、私はデータベースを用いた臨床疫学研究や腸内細菌叢に関する研究などを行ってきましたので、本学の基礎・臨床教室の先生方とも連携し、大阪市立大学医学部の強みを生かした研究を展開し、更なる発展に貢献したいと考えます。今後ともご指導賜りますようよろしくお願い申し上げます。

病態診断・生体機能管理医学講座
先端予防医療学 渡邉 俊雄

 このたび、2021年4月より大阪市立大学大学院医学研究科先端予防医療学の教授を拝命いたしました渡邉俊雄です。当科は2014年4月に開設された新しい教室で、専任教授としては私が初代になります。当科は、あべのハルカス21階にある先端予防医療部附属クリニックMedCity21において健診事業と専門外来を行っています。MedCity21は公立大学法人として全国初の大学病院附属の健診センターであり、消化器内科、消化器内視鏡、肝臓病、糖尿病、呼吸器内科、産婦人科ならびに乳腺外科などの専門医の資格を持つ各専任教員が、がんや生活習慣病などの早期発見を目指した人間ドックを実践しています。
 研究面では関連各科や企業などと共同で画像解析機器の開発を進めており、診断の効率化ならびに精度の更なる向上に取り組んでいます。また、健診事業から得られる健常・未病・有病状態の連続的かつ網羅的なデータを集積したバイオリポジトリをすでに構築しており、これを用いた疾患関連遺伝子や各種バイオマーカーの探索を推進する予定であります。超高齢社会を迎えたわが国の課題である健康寿命の延伸に、臨床と研究の両面で貢献したいと考えています。どうかよろしくお願いします。

臓器器官病態内科学講座
代謝内分泌病態内科学 繪本 正憲
このたび、令和2年4月付をもちまして代謝内分泌病態内科学・腎臓病態内科学の教授を拝命し、身の引き締まる思いと責任を感じております。私たちの講座(旧第二内科学教室)は、昭和25年10月に初代教授石井潔先生により開講されて以来、第二代和田正久先生、第三代森井浩世先生、第四代西澤良記先生(本大学法人現理事長)、第五代稲葉雅章先生に継承されてきました伝統ある講座です。糖尿病・代謝内分泌疾患・代謝性骨疾患・腎臓疾患とその関連疾患を対象として、これら疾患の本質-病因と病態-とその治療学を追求すること、また、単に疾患や個々の臓器障害のみならず、常に全身性疾患として捉えること、そして、何よりも“人”を“診る”ことが大切であるとの理念のもと、診療、研究、そして、教育に邁進してきました。
このような内科学教室の神髄を継承しつつ、さらに、『人間味あふれる科学的思考のできる内科医 Scientific Physician with Humanity』の育成をめざして、新たな診療・研究にも挑戦していきたいと考えております。この新たな門出にさいして、皆さまの心強いご支援をお願いするとともに、高い志ある医学生、若手医師、研究者のみなさまとともに歩んでいきたいと心より願っております。どうかよろしくお願いいたします。
病態診断・生体機能管理医学講座
麻酔科学 森 隆
麻酔科学の森と申します。
生命を守る-これは医師に与えられた共通のテーマです。麻酔科医は手術を受ける患者さんの命をお預かりします。どのように痛みをとるか、どのように意識や記憶をなくすか、麻酔・手術の悪影響はないか、手術に耐えられるか、持病が悪化しないか、急変にどう備えるか、・・・手術を安全に乗り切ることを目標に研究、経験が重ねられてきました。現代の麻酔医療は、そのような先人達の情熱と努力により実現しています。
当教室では、麻酔中の循環管理に関する臨床研究、局所麻酔薬・全身麻酔薬の薬理作用、疼痛の機序、神経保護に関する基礎研究を行っています。まだまだ、わかっていないこと、やることはたくさん残されています。現在、ノースウェスタン大学との研究交流がありますが、学内外問わず共同研究を押し進めてゆきたいと考えております。
より優れた麻酔医療を目標に研究・診療を行い、広い視野に立って患者に向き合うことのできる医療人の育成に尽力し、大阪市立大学医学部の発展に貢献してまいる所存です。今後ともご指導賜りますようよろしくお願い申し上げます。
泌尿生殖・発達医学講座
泌尿器病態学 内田 潤次
令和2年4月1日付をもちまして大阪市立大学大学院医学研究科泌尿器病態学の教授に就任いたしました内田潤次です。
当科は腫瘍学を含めた一般泌尿器科診療と腎移植・透析といった腎不全診療をバランスよく取り組んでいます。一般泌尿器科治療ではロボット支援手術、腹腔鏡手術など外科的治療と分子標的薬、免疫チェックポイント阻害剤による最新のがん薬物治療を積極的に実践しています。腎不全治療に対しては腎移植、透析療法と包括的な腎不全治療の提供が可能です。透析療法から腎移植までqualityの高い腎不全診療を実施できる泌尿器科はわが国でも有数です。
私は当科の腎不全・腎移植診療、一般泌尿器科診療とその研究の更なる発展を目指し、成果を世界にアピールしたいと考えています。現在、私はカンボジアInternational Universityの客員教授であり、今後も、泌尿器科分野における国際交流を発展させたいと考えます。
腎不全・移植、一般泌尿器科診療とバランスがとれた医局体制を構築し、大阪市立大学および泌尿器科学の更なる発展に貢献したいと考えます。どうかよろしくお願いします。
感覚・運動機能医学講座
脳神経外科学・脳神経病態学 後藤 剛夫
この度、2020年4月より大阪市立大学大学院医学研究科 教授(脳神経外科学)を拝命いたしました後藤剛夫です。私は1994年3月大阪市立大学医学部を卒業後、同年4月より大阪市立大学脳神経外科教室で臨床医および研究者として研鑽をつんでまいりました。市大脳神経外科教室は西村周郎先生に始まり、白馬明先生、原充弘先生、大畑建治先生といつの時代も日本の脳神経外科を先導する業績を残してきました。その業績に恥じぬよう今後も内視鏡手術の導入をはじめ、常に新しい分野に挑戦し教室を発展させたいと思います。また私たちの教室には、血管障害、血管内治療、てんかん機能外科、脊髄脊椎外科、小児脳神経外科などすべでの脳神経外科分野で活躍する優秀な教室員の先生方がおられます。この先生方の活躍を積極的に後押しできるような教室運営を行い、また患者様にはすべての脳神経外科分野で最良の医療を提供したいと考えています。
明るく活動的な教室運営をめざしますのでどうぞよろしくお願いします。