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教授からのご挨拶

呼吸器内科学教授 川口知哉 
私たちのホームページをご覧いただきありがとうございます。大阪市立大学と大阪府立大学を母体にした新たな公立大学の誕生に伴い、当教室の正式名称は、2022年4月1日より大阪公立大学大学院医学研究科 呼吸器内科学となります。新たな気持ちで、日々発展していく所存ですので、引き続き、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
  現在世界を震撼させております未曾有の新型コロナ肺炎ですが、感染症内科を中心に他科と連携して日夜取り組んでおります。また、高齢化社会の到来に伴い、肺がんの増加が認められます。喫煙と関係が深い肺気腫・慢性気管支炎等の慢性閉塞性肺疾患、アレルギー疾患の気管支喘息なども明らかに増えてきております。呼吸器疾患は日々の私たちの生活をますます脅かすものとなっております。専門化・細分化の進む内科領域において、呼吸器内科学は公衆衛生上重要な学問であり、極めて需要の高い診療科であると考えられます。
 さて、当教室は、大阪市立大学医学部第一内科学教室からの改組により現在の講座となりました。2006年11月に平田一人初代教授が着任し、2018年4月より小職が第二代教授に就任致し、現在の陣容に至っております。「多様性」「協調性」「未来性」を教室運営の3つの柱として、安全で高度な医療の実践、地域への医療貢献、国際的な視野での先駆的な研究の推進、そして能力の高い呼吸器専門医の育成をさらに進めていきたいと思っております。
 これからも、ホームページにて、患者さんへの啓発を図るとともに、次の呼吸器科を担う若い世代に呼吸器科へ関心を持っていただきたいと考えております。
 関係各位の先生方には、ひとかたならぬご高配とご尽力を賜り、この場をお借りして厚くお礼申し上げます。
呼吸器内科学教授 川口知哉