大阪公立大整形外科の教育に対する意気込み

「整形外科を専門にしていこう!」と考えた場合、皆さんにとって大事なことは、臨床教育の充実度です。大阪公立大を卒業された方はよくご存じのように、5回生の医学部BSL(ポリクリ)実習では、整形外科は非常に充実した内容だと、学生の中で常に高い評価を受けております。優れた医学教育には、熱意のある優れた指導者が懇切丁寧に指導することが大事で、十分なマンパワーが必要です。大阪公立大整形外科では医局員が教授以下約40名を数え、この人数は整形外科学教室としては全国最大規模であることは言うまでもありません。多くの医局員が協力しあって、自らが過去に受けてきた教育経験や臨床経験などを若手医師に伝授していくことほど、信頼性の高い価値ある教育はないと思っております。また、医局員の数が多いほどその教育内容は充実し、整形外科の多岐に渡る領域を十分に網羅された教育の実践が可能だと思っておりますので、是非とも我々の教育に対する熱き情熱を肌で感じ取って頂ければ幸いです。

我々の臨床の現場では常にレベルの高いエビデンスを参照にしながら、しかも現実に即した方針で治療が進められています。臨床研修に入っても、多くの症例を経験することができる様に、大学病院と大阪公立大整形外科の様々な関連病院との間で密接な連携を図って教育しております。高度先進医療を提供しながら、先端的な知識と技術を身につけていくことができる大学病院の研修と、大学病院以上に多くの手術症例に対して、1例1例を丁寧によく考えながら経験できるような関連病院の研修を、うまく組み合わせることで効率的な研修を通して、優れた整形外科教育を受けることができます。(詳細は、研修案内のページをご参照ください。)

大阪公立大整形外科の臨床現場では、常に『なぜ?』という疑問を持つようにしています。そして、それらの疑問に対しては納得いくまで研究した上で解決を導き、十分な理解が得られるといった、様々な疑問を解決できる研究環境が整っています。研究の現場でも教育は非常に重要であることは言うまでもなく、孤立した研究者にならず、先輩医師の研究経験と研究環境を常に継続していける状況こそが大きな魅力だと思っております。整形外科の領域では、まだまだ病態生理が明らかでないままに対症療法が漫然と行われている疾患が数多くあります。ある一定の臨床研修を受けた後に研究に専念する期間をつくり、「まだ解き明かされていない整形外科領域の研究を行いたい。」という意欲的な方を求めています。大阪公立大整形外科で進められている数々の研究内容は各グループの紹介欄をご覧ください。

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整形外科教室では、随時見学(症例検討会を見学して頂くため、原則水曜日)を受け付けております。質問などもお気軽にご連絡ください。

大阪公立大学医学部整形外科学教室 整形外科専門研修事務局

メールアドレス:gr-med-seikei@omu.ac.jp

〒545-8585 大阪市阿倍野区旭町1-4-3

TEL:06-6645-3851/FAX: 06-6646-6260

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