初期臨床研修プログラムについて

大阪公立大学初期臨床研修プログラムには、Ⅰコース(1年目に研修協力病院、2年目に大阪公立大病院)、Ⅱコース(2年間大阪公立大病院)、Ⅲコース(小児科重点コース)、Ⅳコース(産婦人科重点コース)の4種類があります。(詳細はこちらをご参照ください。)

卒後初期から当大学での研修を希望される場合には、このプログラム以外に選択肢はありません。特に整形外科に興味を持っておられる先生方は、ⅠコースあるいはⅡコースを選択し、大学病院での研修を行う期間において、選択必修研修(3ヶ月)及び選択研修(最長8ヶ月)の期間に、整形外科を選択するようにしてください。

回診の様子1年目の選択必修科目に整形外科を選択された場合には、外科一般の基本的手技、整形外科手術の術前準備及び術後管理を中心とした初期研修を行ってもらいます。2年目の選択科目に整形外科を選択された場合には、より実践的な整形外科手術手技の修得、一般的な整形外科疾患の診断と治療及び高度先端医療の実際に至るまで、より高度なレベルでの整形外科の初期研修が可能です。初期臨床研修中は、病棟受け持ち医として責任の一端を担った形で多くの症例を学んでもらいますが、原則的に指導医がきっちりサポートして、症例検討カンファレンスや研究会発表などの指導を十分に行います。さらに、初期臨床研修中の先生には、『研修医のための整形外科講義』を受講して頂くことが可能になります。各臨床グループのリーダーが、研修医時代に身に付けるべき基礎知識を懇切丁寧に講義しますので、充実した研修時間がお約束できると思います。

大阪公立大病院の整形外科は、9つのグループ(脊椎、関節、リューマチ、手の外科、肩、スポーツ整形、腫瘍、小児整形、リハビリ)から構成されています。基本的には整形外科の二本柱である脊椎と関節を中心にした研修プログラムを組んでおりますが、各自の希望でその他のグループの研修をすることも可能です。整形外科を選択された後に十分にご相談ください。貴方にあった初期臨床研修プログラムを一緒に決めていきましょう。連絡先は整形外科医局 臨床研修指導委員まで。

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