大阪公立大学大学院医学研究科
消化器内科学
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炎症性腸疾患および家族性大腸腺腫症患者における大腸全摘後の長期予後の検討
炎症性腸疾患は再燃、寛解を繰り返すことが特徴で消化管穿孔や狭窄など内科治療では改善が見込めない場合や、内科治療に反応しなかった場合などに大腸全摘術などの手術が必要になることがあります。また、家族性大腸腺腫症は100個以上の腺腫性ポリープが結腸および直腸の一面を覆うように生じる常染色体優性遺伝疾患であり無治療では若年で大腸がんの発症が認められるため大腸全摘術が推奨されています。そのため大腸全摘後の長期予後およびそれに影響する因子を検討し治療方針を得ることを目的としています。
承認後~2022年12月31日
1999年1月1日~2018年12月31日に大阪市立大学医学部附属病院で、炎症性腸疾患もしくは家族性大腸腺腫症に対して大腸全摘術が施行された方が対象です。
大阪公立大学医学部附属病院のみで研究いたします。
必要があった場合、あなたの治療薬、既往歴、治療経過、症状、血液検査結果などを確認するために、あなたのカルテを閲覧させていただきます。
特定の個人を識別できない形で提供します。他の機関には提供しません。
大阪公立大学医学部附属病院 消化器内科 細見周平
大阪公立大学附属病院消化器内科
(研究責任者:大阪公立大学附属病院消化器内科・講師・細見周平)
大阪公立大学附属病院で炎症性腸疾患もしくは家族性大腸腺腫症に対して外科手術を行った患者さんの臨床経過や検査所見を当院の医師が集まって解析を行い、個人が特定されない形で最終的に学術誌に投稿します。
下記連絡先にご連絡ください。それによって治療や検査に変更が生じることはありません。
大阪公立大学医学部附属病院 消化器内科 細見周平
電話: 06-6645-2121(代表)