大阪市立大学 大学院医学研究科 研究支援プラットフォーム

プラットフォーム長 ご挨拶

 2017年度に医学研究科内の共同利用施設を改組し、共同実験機器施設(旧共同研究室)、動物実験施設、生物統計部門からなる研究支援プラットフォームを開設しました。

 本組織は利用者のニーズにより柔軟に対応し医学研究科の研究を下支えする基幹組織としての使命を負っています。以下の3つの柱を基本方針として運営しております。

1.最新機器の導入によるハード面の研究支援体制の充実
2.教員、および職員によるソフト面の研究支援体制の充実
(1)専門の技術職員を配置し、技術指導や受託解析、機器管理を行っています。
(2)教員を配置し、より専門性の高い技術指導や受託解析を行っています。現在、モノクローナル抗体受託作製、分子生物学実験支援、ゲノム編集による遺伝子改変動物の作製、マウス精子・胚の凍結保存、疫学・臨床研究のデータ解析の支援を請け負っています。
3.研究機関を超えた相互利用の促進

 共同実験機器施設では一部の機器のオープンファシリティ化を行っています。クライオ電顕ネットワーク、阪奈機器共用ネットワークに参画し、近隣大学だけでなく全国規模で研究者に機器を開放しております。他大学、研究機関だけでなく企業の利用も受け入れも可能となっております。

 有効にご活用いただき、皆様の研究にお役立てください。

研究支援プラットフォーム長 鰐渕 英機