検査値の意義と正常値について、できるだけ簡潔に記します。「分かりやすさ」を優先するため、若干の正確性は犠牲となりますので、より正確な情報を知りたい場合には成書を参照してください。
 特殊な検査の正常値は、国家試験で示されますが、一般的な検査の場合、正常値を示さないことになっています。一般的な検血(=血球数など)の一般項目(白血球、赤血球、血小板、ヘモグロビン、白血球分画など)は正常値を覚えておく必要があります。また、一般生化学検査(電解質、肝機能、腎機能、CRPなど)や動脈血液ガス分析も、正常値は示されないので、当然知っておくべきとみなされます。基準は、覚えやすくするために簡略化してありますので、その点注意が必要です。

A. 検血の読み方


1 白血球

正常値:5000/μL  

2 赤血球と血小板

正常値:RBC=400万、Hb=12 g/dL、Ht=40%、Plt=20万  

B. 生化学検査の読み方

現在作成中

1 電解質

2 腎機能

3 肝機能

C. 動脈血液ガスの読み方

現在作成中

1 pH

2 動脈血酸素分圧(PaO2)と動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2

3 動脈血酸素飽和度(SaO2

D. 出血・凝固系の読み方

現在作成中

E. 生理検査の読み方

現在作成中

1 呼吸機能検査

2 心電図