私たちは輝かし未来と大きな夢を持つこども達を守るため、
小児外科診療を行っています。

大阪市立大学付属病院は大阪市内で唯一の大学病院であり、昭和32年から小児外科診療を実践してきました。これからもご家族が安心してこどもを任せられる医療を提供するため、努力してまいります。

小児外科とは
赤ちゃんから15歳以下のこどもを対象に外科治療を行う診療科です。
「こども」と一言でいっても、生まれたばかりの小さな赤ちゃんから思春期の中学生までさまざまです。当然、身体発育だけでなく精神発達にも考慮しなければなりませんし、病気も年齢や環境によって異なります。従って成人を対象にした「外科」とはまったく違った診療科です。
あつかう病気は
私たちが治療の対象とする病気や臓器は多種多様で、心臓や神経、骨を除くほとんどの外科的疾患が治療の対象になります。胎児や生まれたばかりの赤ちゃんでは先天的な病気、乳幼児では鼠径ヘルニア、停留精巣、腸重積など、また学童期では虫垂炎や漏斗胸などが挙げられます。さらに小児の悪性腫瘍から包茎や便秘症まであらゆる病気が治療の対象となります。
(詳しくは「診療内容」をご覧ください)
従いまして、こどもの病気でお悩みの方はおとなを対象とした「外科」ではなく、こどもの身体と心を理解した「小児外科」を受診されることをお勧めいたします。
また最近では、より身体に負担を掛けない外科治療として内視鏡を用いた手術も行っています。
初めて外来を受診される方へ
外来診療は火曜日(諸冨嘉樹 医師)、金曜日(吉田達之 医師)に行っており、紹介状は必ずしも必要ではありません。
また火曜日、金曜日以外も可能な限り、診察を行っておりますのでお問い合わせください。
「お問い合わせ・診療予約」