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初めて女性診療科を受診される方へ
現在、当院のシステムとして、初めての方は「総合診療科」を受診していただきます。
紹介状をお持ちの方、妊娠されている方は直接女性診療科外来を受診していただきます。

初めて女性診療科を受診していただく時は、以下のような順番に診察が進みます。
1.受付で診察券を出します。
他の病院、診療所などからの「紹介状」を持っている方は、ここで一緒に提出してください。
X線写真などは、最後の診察の時まで手元にお持ちください。
2.問診用紙にいろいろなことを記入します。
「受診した理由」「今までにした大きな病気、手術」
「家族の中で病気をした人がいないかどうか」
「アレルギーがないか」 というようなことを記入します。
産婦人科を受診する場合、他の科と違って、「結婚しているかどうか」
「最後の生理の時期と期間」「何回妊娠・出産したか」「子供の出生時の状態」
 「最後に癌検診をうけた時期」なども記入することになります。
特に「最終月経」は、結構みなさん忘れているものです。
「最後の生理が何月何日から何日間続いた」かを、どこかにメモしておくと便利です。
生理の周期は「生理が始まった日から、次の生理が始まる日」までを1周期と数えます。
 4月1日から生理が始まって1週間続き、次の生理が5月1日から始まった場合、
周期は「30日」です。

(注意)問診用紙を書き終わってから席をはずすときは、必ず受付に声をかけて下さい。
3.予診室で話をします。
診察の前に、今の状態や今までのことを詳しく医師に話してください。
問診用紙に書いたことの補足説明などもここでしてください。
あらかじめお話を聞いておくことを「予診」といいます。
妊娠かどうかの場合、自分で検査薬を使用した日、なども確認します。
4.排尿をすませます。
診察の時に膀胱に尿がたまっていると、充分に診察できない場合があります。
予診の時に指示があれば、検尿が必要ですので、トイレの中にあるコップに尿をとって
提出します。このとき、「赤のマジック」でコップに名前を記入します。
トイレの中にある「ピンクの用紙」は、外来に通っていただいている方のためのものなで、、
初めての時には記入する必要はありません。
5.診察室の前で待ちます。
妊娠していると思われる方は3番の診察室(「3診」といいます)、
不妊などの悩みの方は6番の診察室(「6診」)、
それ以外の方は1番の診察室(「1診」)の前で待ちます。
診察担当者は、この前のページを参照してください。
6.いよいよ診察です。
産婦人科では、「内診」をほとんどの方に行います。生理中であっても可能です。
7.診察担当者から説明があります。
診察した所見、今後必要な検査、病気の状態などの説明があります。
次回の予約もこのときにとります。都合の悪い日などはあらかじめ申し出てください。
8.予約票(場合により検査の説明用紙、処方箋、紹介状など)
  を受け取ります。
予約票は次回の予約で外来受診されるとき、必ず持参してください。
予約票に記入されている日時を確認し、来院してください。
変更の方法は、予約票の右上に書いてありますので、よく読んでください。
9.外来を出ます。
検査が必要な方は検査を受けます。 そうでない方は、会計に回ってください。
長くなりましたが、おわかりいただけましたか?
全員が必ずこの通りに進む、とは限りませんが、参考にしていただければと思います。
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特記事項
  • 2010年12月1日更新