緑の香り
  俗信や習慣ではなく、研究として科学的に、疲れを取るためにはいったい何が必要なのでしょうか?

様々な研究の結果、まず、体の疲れは、脳が感じるといったことがわかりました。

特に脳のなかの大脳皮質領域や前頭前野が感じているらしいということ、脳で疲労感を演出するのはTGF-βやセロトニンといったような伝達物質があるということもわかりました

今、疲労回復に役立つことと科学的に証明されつつあるのは、緑の香りの本体である「青葉アルコール」、「青葉アルデヒド」です。


 
  緑の香りの効果についてのサルの実験
  実験としては、サルに簡単なボタンを押す作業を延々と続けさせます。

緑の香りを与えたサルの方は、延々と作業を続けていっても、作業能力が低下しません。

対して、何も与えず、延々と作業をしていったサルは、明らかに反応時間が長くなり、
作業能力が低下していきます。

これは、私たち人間の疲労回復に大きなヒントを与えてくれます。
   
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