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術前診断

  • 3テスラMRI「Philips Achieva」

    3テスラMRI「Philips Achieva」
    3テスラMRI「Philips Achieva」

    従来のMRI(1.5テスラ)に比べて磁場強度が2倍(3テスラ)になったことで、画像がより鮮明になり、検査時間も短縮できるようになりました。

  • MRスペクトロスコピー(magnetic resonance spectroscopy, MRS)

    MRスペクトロスコピーの実例
    MRスペクトロスコピーの実例

    MRI(核磁気共鳴画像) の手法の一つです。MRスペクトロスコピーは細胞の代謝活動を調べることができるので、MRIやCTでは捉えられない変化を見つけることができ、良性悪性など、病変の性質について検討することが可能となりました。

  • MRトラクトグラフィ(magnetic resonance tractgraphy)

    MRトラクトグラフィ(magnetic resonance tractgraphy)

    MRI(核磁気共鳴画像) の手法の一つです。拡散テンソル画像法(diffusion tensor imaging)で撮像されたMRIのデータから、神経線維を画像化することで、正常の神経線維や病変によって偏位した神経線維の走行を把握することができます。

  • 機能的MRI(functional magnetic resonance imaging)

    機能的MRI(functional magnetic resonance imaging)

    MRIを利用して、脳が機能している状態を画像化する方法です。「計算」や「言葉を話す」、「親指を動かす」など活動の種類により、脳のどの部分が機能しているか、的確に判断できます。

  • メチオニンPET(positron emission tomogoraphy)

    メチオニンPET(positron emission tomogoraphy)

    神経膠腫(グリオーマ)の治療においては、病巣の広がりを把握することが重要です。メチオニンPET検査は、FDG-PETなどの他の核種と比べて、病変と正常脳のコントラストがつきやすく、病巣の進展範囲をより正確に知ることができます。

  • 手術シミュレーションシステム

    手術シミュレーションシステム

    ソフトウェア「Zed view」を使用して、MRIやCTなどのデータから脳、神経、血管などの3Dデータを個別に作成し、ソフトウエア「Geomagic Freeform」を使用して手術アプローチのシミュレーションを行います。

術中使用

  • 手術ナビゲーションシステム「Stealth Station」

    「Stealth Station」(Medtronic社製)の使用例
    「Stealth Station」(Medtronic社製)の使用例

    脳神経外科手術などに対応した、光学式および磁場式手術支援用ナビゲーションシステムです。手術中に病変の位置確認ができるので、より安全で的確な手術が可能になりました。

  • 術中蛍光診断「5-ALA(アミノレブリン酸)とエスペラルースLED光源」

    5-ALA服用下で、エスペラルースLED光源を当てた際の脳腫瘍組織の観察例
    5-ALA服用下で、エスペラルースLED光源を当てた際の脳腫瘍組織の観察例

    手術前に5-ALAを内服した上で、手術中、エスペラルースLED光源を照射すると、腫瘍細胞だけが赤く光り、周囲の正常細胞との区別がより正確にできます。これにより、腫瘍の取り残しが少なくなり、手術時間の短縮にもつながります。

  • 覚醒下手術記録システム
    「IEMAS(Intraoperative Examination Monitor for Awake Surgery)」

    覚醒下手術記録システム

    覚醒下手術においては、手術顕微鏡画像、手術ナビゲーション画像、脳波などのモニタリング装置画像、タスク表示画面、言語や運動の症状出現の把握など、多元的な情報を統合して手術をすすめる必要があります。また手術に携わるスタッフ全員が、それらの情報を把握する必要があります。このシステムは、必要な情報を多画面で同期して表示し、保存が可能なので、安全で確実な手術の遂行に役立っています。

  • 運動誘発電位、感覚誘発電位、皮質皮質間誘発電位記録装置「MEE1200」

    全身麻酔下で手術を受けられる患者さんの、神経機能をモニタリングする装置です。
    この装置により全身麻酔中の患者さんの神経機能がリアルタイムで確認できる為、より安全で確実な手術を提供できるようになりました。

  • 脳内留置用抗悪性腫瘍剤(ギリアデル)治療

    悪性神経膠腫の治療に用いる、国内で唯一の脳内留置用の徐放性製剤です。手術中、腫瘍摘出腔に本製剤を留置することにより、徐々に薬が脳内に浸透し、周辺に残存しているであろう腫瘍細胞を減少させることができます。術後療法(放射線療法、化学療法など)開始までの治療空白期を埋めることができることもメリットです。

    ※ギリアデルの詳細をご覧になる場合は
    「エーザイ株式会社ホームページ」⇒「医療関係者の皆様へ」⇒「医療関係者サイトへ」⇒「領域情報」⇒「がん領域/ギリアデル」へとお進みください。

術後治療

  • 放射線治療装置

    診断確定後の放射線治療は、放射線治療科にて行っています。主に入院での治療となりますが、通院での治療も可能です。また、ガンマナイフ治療に関しては、連携先である大阪市立総合医療センターにて行っています。

  • 定位放射線治療装置

    定位放射線治療装置
    定位放射線治療装置
    従来(左)と現在(右)での照射方法の変化
    従来(左)と現在(右)での照射方法の変化

    脳や体幹部の病巣に対して短期間で高線量を照射することを目標とした治療装置です。
    特殊な固定具を利用して位置ズレを最小限に管理しているため、隣接する正常組織への不要な照射を最小限にすることができます。

  • 化学療法/テモゾロミド治療

    悪性神経膠腫の治療に使われる、経口投与可能な抗がん剤です。テモゾロミドは、悪性神経膠腫の生存期間を延長させた最初の抗がん薬です。
    術後治療としては、放射線治療とテモゾロミド治療を行うのが、国際的な標準治療となっています。商品名はテモダール。

  • 化学療法/アバスチン治療

    悪性神経膠腫の治療に使われる注射薬です。術後の再発を抑えたり、抗がん剤治療後のがんの進行を遅らせたり、病状を和らげたりするために使われます。初発および再発の患者さんに対してテモゾロミドとの併用でより高い効果が期待されます。

  • 交流電場腫瘍治療システム「オプチューン(Novo TTF-100Aシステム)」

    テント上膠芽腫と診断された成人患者さんへの治療に用いられる、持ち運びのできる非侵襲性の医療機器です。頭皮に粘着性シートを貼り付け、電場を発生させ、腫瘍細胞の増殖を抑えます。抗がん剤でみられる吐き気や下痢などの全身性の副作用はほとんどないですが、粘着シート貼付部位に皮膚障害が出ることがあります。