大阪市立大学大学院医学研究科
消化器内科学
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食道内視鏡的粘膜下層離術(Endoscopic submucosal dissection; ESD)不成功に関する予測因子の検討
表在型食道がんに対する内視鏡下粘膜下層剥離術(Endoscopic submucosal dissection; ESD)は有用で安全に局所切除をすることが可能となりました。しかし、食道壁には漿膜がなく薄いため、穿孔(穴が開くこと)を起こしやすく、穿孔を来した際には重篤になることがあります。また、がんをひとかたまりに切除できなかった場合には再発率が高いことが知られています。これらの穿孔や一括切除できなかった場合をESD不成功とし、その予測因子について明らかにすることを目的とし、当検討を行います。これにより、今後の治療での対策が可能となり、より安全な診療に貢献できるものと考えています。
承認後~2020年12月31日
2004年5月1日~2016年3月31日に大阪市立大学医学部附属病院の消化器内科で、食道ESDを施行した患者さんが対象です。
診療記録
該当なし
該当なし
研究結果を国内外の消化器領域を中心とした医学学術雑誌や学会にて公表します。その際、個人情報は公表しません。
該当なし
大阪市立大学大学院医学研究科消化器内科学 教授 藤原 靖弘
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永見 康明
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